パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

タブレット PC 等のペン

きちんとまとまった記事があった(Impress PC Watch さんの記事)。

 

違う規格のペンを買ってしまって使えなかったりしたので、とりあえず現状色々あるペン(スタイラス)の種類を復習しておきたい。

これ系の大御所はやはりワコムさん。プロ用のタブレットが色々あるが、同じワコムのプロ用タブレットでも、機種が違うとペンの互換性が無かったりするそうなので注意。基本 電磁共鳴 EMR 系。タブレット PC でもその系統が使われているのがある。Feel it テクノロジーとか言っているのは、互換性があったりする。Samsungスマホタブレット PC で使われている S-Pen も、この系列らしい。独自に機能が追加されてるようで、互換性があるのかは良くわからない。ちなみに Feel と付いていても EMR 系じゃないものもあるとか。これはややこしい。

でも WACOM さんも静電容量式のペンもだしていて AES とか アクティブ ES とか付いている。AES も 1.0 と 2.0 がある様子。筆圧の段階が 1024 か 4096 なのが大きい違いか。傾き検知も 2.0 だけかな。ただ、2048 段階のペンもあったり。2.0 かな。

静電容量式だと、Microsoft の MPP 形式がある。これも 1.0, 2.0 あるのかな。もともと N-Trig というのを取り込んだっぽい。Surface シリーズの PC が人気があるので、Amazon で売っているペンは、MPP のものが多い印象。ちなみに超初期の Surface Pro /2 は FeelIt 系。最近、ハプティクス機能がついて、紙に書く際の微小な振動が伝わるペンがでているとか。過去の MPP と互換性があるのか、まだ調査できてない。

ワコムさんをはじめ、MPP/AES 両対応のペンも出てきている。ただ、ボタン長押しなんかでモードを切り替えるっぽい。価格が高くなりそうだし、ありがたいかどうかは微妙。

もう一つ、Intel の規格があって、ちょっと広がりつつある? USI 規格というやつ。後発だけあってスペックの最大値や柔軟性は高そうだが、結局規格の数が増えるだけだったら残念だが、どうだろうか。Google も参画しているようなので、Chrome Book 系で広まるのだろうか。

後は、静電容量式でトップに立ちそうなのが、AppleiPad 用の Apple Pen。こちらもバージョンがいくつかあるみたい。精度(低ドリフト)や低ディレイで優秀みたい(使ったこと無い)。ホバー(画面に近づくと反応する)が無いらしく、賛否両論ではある。

Amazonで見ていると、Apple と MPP の製品が多い印象。安くで買えるし、羨ましい所。純正と比べて使い勝手がどうか、は多少色々あるようだが。

他にも XP-PEN とか、他のメーカーのものもある。超音波式のものもあったりして、ここまでペンが普及するとは思ってなかったなぁ。でも、なかなかペーパーレス社会は浸透しない。今後どうななっていくだろうか、はてさて。