パソコン・メモメモ備忘録

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自宅サーバー USB メモリ RAID ドライブ不調 → ひとまず解決

下記、具体的なエラー等全くメモって無かったので、状況だけ残す。

 

自宅サーバーの USB メモリ RAID ドライブがアクセスできなくなっていた。2本の 64GB の安物の USB メモリを mdadm でストライピングして、1  台のドライブとして使っていた。システムドライブは別の SSD なので、特に OS(CentOS)の動作自体はおかしくなっていないようだが、外部に公開している掲示板の保存先にしていたので、それが使えなくなっていた。

ひとまず、どうするのが正しいのかわからないが、OS を telinit 6 で再起動してみた。起動途中で、fsck で失敗して、シングルモードのログインプロンプトになった。ログインして、fsck してみたら、大量のエラーが延々と出る感じに。片方の USB メモリのアクセスランプばかり点滅するので、接触不良かと、一度 fsck を止めて、抜き差ししてみたり。一応再度再起動しても同様。cat /proc/mdstat は問題なさそうな表示。もう一度抜き差ししなおして、再起動して、fsck してみたら、いつものようにステップを踏んで進んでいく感じなったので、そのまま放置した。安物の  USB メモリでアクセススピードが遅く、かなり時間がかかる(待ちきれず風呂に入った)。

一応、fsck は通って、mount しようとしたが、エラーでできず。調べてみると、ファイルシステムext3 らしくて、ジャーナルが作成されてないためのエラーらしい。ということで、tune2fs -j /dev/md1 でジャーナルを再作成してみた。これもかなりの時間が必要で、とりあえず放置して寝てしまった。次の日、試してみたら、きちんとマウントできて、中身も見られた。

しばらくして気付いたら、この RAID ドライブがリードオンリーでマウントされた状態になっていて、fsck すると、大量のエラーが延々と出る状態に戻ってしまった。何かしようと、2本の USB メモリのコネクタを入れ替えてみた。再起動してシングルユーザーモードで、fsck したら、多少のエラーは出たが、今回は一回で素直に処理が終わった。で、mount しようとしたら同じくエラー。tune2fs でジャーナルを再作成し始めたのだが、何かの操作ミスかエラーで、tune2fs が途中で止まってしまったらしく、mount もできないし、tune2fs もエラーになって、八方ふさがり。fsck は clear な状態。

実は、ext2 ではジャーナルがおかしい状態でも mount できたので、別の PC へ、中身をごっそりコピー(WindowsPC の共有フォルダを cifs でマウントして、そこに tar ファイルを作って、全ファイルを格納した)。かなり無茶しているが、いくつかファイルをみたところ、結構エラー無く取り出せたっぽい。

さて、RAID ドライブはフォーマットしなおして、コピーを戻すことも考えたが、試しに fsck.ext3 をやってみたら、これも結構な時間がかかったが、ext3 でマウントできるようになった。これまでの fsck は、ext2 用のものだったということか。

とりあえず、これで今の所 RAID ドライブは使えているようだが、いまどき ext3 を使った OS のシステムを使っているのは、よろしくないので(古すぎてセキュリティもやばそうだし)、新しいハードウェアとともに自宅サーバーをアップデートする予定。ということで、オークションで、本体+送料で 4000円余りのシンクライアントを GET した。さあ使いこなせるだろうか。