スマホ補修に UV 硬化樹脂 使ってみた

小生、結構スマホを床や地面に落としてしまう。ふと気づくと、いつも持ち歩いている GalaxyS8 の正面のガラスの角が欠けてしまっていた。しかも、周りにヒビも広がっている。S10 に買い替えたいところだが、貧乏なのでおいそれと買い替えられないので、なんとか補修してみることにした。樹脂系のもので、小生が思いつくのは、瞬間接着剤とかエポキシ樹脂と UV 硬化レジンくらい。今回、100均で手に入って今まで使ったことのない、UV 硬化レジンを試してみた。

結論から言うと、だいたいうまくいったような印象。ガラスが欠けた部分やヒビをカバーするようにレジンを硬化することができた。まぁ、あまり形状的には奇麗では無いが、レジン自体が透明なのと表面につやがある状態にできたので、それほど目立たない感じ。そこそこ硬度も高そうだし、後は強度と経年劣化具合か。

UV ライトは、100均でうまく見つけられなくて、Amazon で購入してしまった。 

MG-M 紫外線ライト 紫外線LED UVライト ブラックライト 14500 365nm 3W ブラック

UV 硬化レジンに最適な 365nm の紫外線が出る LED ライトということでこれを選んだ。全く外観が同型でもっと安くで売られているのもあったが…後の祭り。 

Keepjoy 紫外線ブラックライト LEDライト UV懐中電灯 目には見えない汚れに対策の発見器 ペットの尿 ステイン カーペットの汚れ対策に (長92mm*幅26mm)

レンズを含む本体先端部分をスライドさせることで焦点距離が調節できるのはなかなかいい感じ。照射領域をコントロールできる。実際、ダイソーのレジンを使ったのだが、完全に硬化させようと思うと、結構な時間(10分以上？)はかかるようなので、適当な固定具を使って放置するしかない。多少時間が掛かっても一度の照射で終わらせるには、多少照射領域を増やしたりした方が良さそう。

とかしているうちに、100均の UV LED ライトを？ CanDo で発見してしまった。ダイソーは２軒回って見つけられなかったのだが、自宅に一番近い１００均の CanDo で見つけられるとは… ちなみに文房具売り場にあるので注意。

まだちゃんと試せていないが、紫外線で光る蛍光系のものを光らせた場合、上記の Amazon で買ったものよりこのシークレットペンの方が明るい。シークレットペンは、1.5V のボタン電池を三つ使う分、パワーがあるのだろうか。Amazon のは、単３電池１本を内部で電圧を上げているのかも。アルカリ単３電池がすぐ使えなくなるので、すでに電圧が下がった状態で比較してしまった可能性も？ 14500 の電池を使うのが良さそうだが、そこまで投資する価値のある製品かどうか疑わしい？ 素直に日亜さんの LED 搭載製品が良さそうだが、数倍のお値段だしなぁ。

 とりあえず放置して紫外線を照射していればほぼ完全に硬化できる、という結果は得られた。まぁ、最初に書いた３種類は、全て硬化するにはそこそこの時間を要する。UV ライトを工夫すれば、１０秒２０秒で硬化できるらしいので、一番可能性があるのが UV 硬化レジンだろうか。UV カットレンズのメガネも必要かな。と思ったら、今使っているメガネが、ほぼ紫外線をカットするっぽい。凄いっ。

この UV ライトの箱のラベル部分は、紫外線に反応する蛍光性があるのだが、メガネのレンズを通すと光っていない。他の UV カット製品のテストもできるかも。