Engadget さんの記事（広告？）。プロジェクター好きの小生としては気になる製品。天井の設置するシーリングライトにプロジェクタを搭載して、壁に映像を投影するもの。
プロジェクターも、DLP や LED 光源になって、重量も軽くなってきたので、照明器具っぽく天井からぶら下げるのも現実的になってきたということか。大層なプロジェクター用吊り下げ器具とか必要なのは、4K とかハイエンドのプロジェクタだけな感じ？ そんな流れで開発されたのが、popIn Aladdin らしい。
発想的には、単純そうだが、結構色々細かいところはこだわって開発されている感がある。シーリングライトが下向きに照らして、プロジェクターは横向きに照射するので、ライトを着けながらも投影しても、それなりに見える辺りなんか、結構よさそうに思える。700ルーメンを確保している所も、開発者の方はわかっている。スクリーンでは無く、壁に投射するならそれくらいはほしい所。
唯一気になるのは、シーリングライトが部屋の真ん中にある場合、プロジェクタの投射距離は、部屋の半分しか確保できないこと。余り広くない部屋だと、部屋の幅を一杯一杯使って投射距離を稼ぐことが多そうだが、そこまでの設置自由度は無い。惜しいところかな。超短焦点モデルも、別に用意されるならより人気がでそう。
価格がそんなに高くないのも嬉しい所。WXGA で 700 ルーメンで 4万9800円は、まぁまぁリーズナブルに思える。Kickstarter で今だけ 2万9800円 だそうで、マストバイな感じもしたり。普通にモバイルプロジェクタとして使いたいレベルだろうか。照明器具なので、結構大きめなのが残念かな。
照明の方が、どれくらいの明るさなのは、気になるところ。音声で点灯や色をコントロールできるのも非常に面白いのだが（他のスマートスピーカーと連携できてほしいかも）、現在の部屋の照明器具と入れ替えて使える明るさが有るかどうか。ちょっとリスキーかな。
ひとまず、今後の展開が楽しみではある。
