パソコン・メモメモ備忘録

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格安 光造形 3D プリンタ Anycubic Photon

3年ほど前にも、個人でも手の届く光造形式の 3D プリンタ  ノーベル 1.0 の記事を書いていたが、今や、軽く 10 万円を切るというか、7 万円を切る値段で光造形式のプリンタが手に入る時代になっていた…

 2560x1440 ピクセルの液晶をマスクにして、光を照射して、光硬化樹脂を成形していく方式だそうな。そう言えば、上記の記事にも、液晶を使う方式を書いていたなぁ。やっと現実的になってきたのか?

造形サイズの底面が 115mm*65mm といいうことで、2560x1440 ピクセルでこれをカバーするとなると、560dpi あたり。これはかなりの高解像度。肉眼でピクセルがわからないレベル。光造形のレジン自体が、どれくらいの解像度を持っているかわからないが、精度はかなり期待できそう。

レビューを見ると、使いこなせている人には、かなりの高評価の様子。ただ、安価だけに、調整・メンテあたりはかなり手作業でやらないといけないとか。また、できあがったプリント物もアルコールで洗浄しないといけなかったり、更に UV を当てて硬化させたり、とか、いいものを作ろうとすると手間がかかる感じ。

それに見合う出力物が得られる、ということだが。FDM 方式の積層痕が明確に見えるのとは、次元が違うとか。印刷?速度が 1時間で 2cm というのは、まぁ、そんなものか。FDM 方式だと、各層での材料の使用量によって速度が変わるが、SLA 方式なので、時間が読みやすいのも利点だろう。

後、問題点としては、現在、Amazon で在庫切れなところか。まぁ、楽天の方では買えるようだが。ちょっと、作れる大きさが小さいが、複数パーツに分割して組み立てるとかするのもあり? この価格なら複数台を並列で動かして… なんてね。お金の余裕があったら買ってみたいな。