IT Media さんの記事。ありそうで今まで無かった製品だ。基本的には、プロジェクタ等の表示装置には、CPU なるものは幾つか入っているんじゃないかな。ハードウェアガチガチで設計するよりも、柔軟に機能を調節できるように、小さいコンピュータを入れるものかと。少なくとも、メニュー画面等を出す必要があるし。
その小さいコンピュータをどんどん高性能化していって、Windows をおろか、ゲーム等も動かせるパワーをもたせたのが、この製品...というわけじゃないだろうな。基本、普通のプロジェクタと PC をくっつけたものかと。
ただ、充分小さくて軽ければ、プロジェクタを持ち運ぶ感覚で、PC も持ち運べるとなると、利便性は色々な場面で上がりそうだ。特にこの製品は、本当に小さい。普通のプロジェクタよりも小さい感じ(ポケットプロジェクタは小さいがもう少し暗いし)。PC とプロジェクタ、熱を出すものの組み合わせなので、排熱は大変そうで、プロジェクタの明るさももう一歩といった所か。
しかし、よく考えてみると、使い道は、今一歩思いつかないかもしれない。わざわざ投射するために持ち歩く製品な気がするので。そこまで投射したいなら、ノート PC と小型プロジェクタを持ち歩きそう。何か、PC で計算してプロジェクタで表示する目的で、多数並べたい時には使えるかもしれない。ネットワークも組めるし。
1台だけだと、小型で自由度の高いメディアプレーア+プロジェクタなのかな。みんなでするためのゲーム機としても良さそうだが、もう一歩解像度も PC 性能も欲しいような。
とは言え、なぜか、1台手元に置いておきたくなるような、そんな製品ではある。