S-MAX さんの記事。こっこれは、かなり実物を見たくなる新技術だ。記事の写真では、どうなっているのか正確には分からないが、側面は表面保護ガラスの側面になっている、と言うことなんだろうか。一応金属の薄い枠のようなものもあるが、その前にガラスがある感じ？ これは実物を見てみないとわからない。何となく表面保護ガラス側面は斜めにカットされている感じに見えるのだが。強度のために面取りされている？
タイル配置する場合には、このふちなしは非常に効果的だと思う。ただ、金属の枠があるので、その分、完全にぴったり隙間なしでは並べられない可能性もある。それでも、既存のタイルディスプレイよりは、継ぎ目が目立たなさそうだ（プロジェクタ・リアプロ型のは、より繋げやすいが）。
ただ、スマートフォンやタブレット端末ではどうなんだろう。気になるのは、強度だが、ガラスの強度が十分であれば、ふちなし画面の端末もありかな。ただ、ガラスの側面が見えるとしたら、そこまで頑張らなくてもいいような。EDGEST レベルでも充分な印象。
そう言えば、これまで出来てなくて、今回フチ無しが出来るようになったのは、どんなブレークスルーがあったんだろうか。その辺りについては触れられていないな。IGZO だからできる、とかいう所があるのだろうか。配線が細くなったとか？ 個人的には、有機 EL 等の自発光ディスプレイの方がフチ無ししやすそうに思うが。どちらにしても、液晶膜が側面から剥がれてきたりしないのか、その辺が気になる。ブレークスルーは各膜を剥がれないようにする接着技術がブレークスルーだったりして。
一一般消費者としては、この技術を使った製品が出てくるのを首を長くして待つことにしよう。モスアイもそうだが、SHARP も画期的な技術をどんどん出してくるなぁ。
