engadget さんの記事(Nikon S800c)。メーカーのページ。まさにコンデジを裏返したら、Android スマートフォンがくっついてた、みたいな外観だ。やっと大手カメラメーカから出てきた感があるが、これまでなぜ出て来なかったのだろう。一つは起動時間とバッテリのトレードオフか。昨今のコンデジは 1 秒程度で電源 OFF から撮影スタンバイになる。これを Android でやるのはどうなんだろうか。よく考えると、結構色々制約があるようにも思えてきた。
この S800c がどうなっているのかは分からないが、結局、撮影機能のコア部分は Android とは関係なく従来通りに作りこまれていて、撮影後のブラウジングや画像処理やユーザインターフェスを Android でやる、というのが現実的か。
Samsung も Android デジカメ GALAXY Camera を出すようだ(ITmedia さんの記事)。こちらは 3G/LTE の載っていて、通話以外の機能はスマートフォンそのものらしい。外観はやはり、表コンデジ、裏スマートフォン。Samsung のはコンデジとしてもかなり大型の高性能機種の範囲に入りそう。
フィーチャーフォンでも、かなり外観がデジカメな機種はあったが、これらの機種を見るとまだまだ携帯電話だった。やはり、カメラはレンズが重要。これくらいのレンズを載っけてないとカメラを名乗ってはいけないだろう、と思わせるレベルだ。しかし、通話機能を載っけないのはなぜだろう。色々認定を受けないといけないからだろうか。デジカメを耳に当てている姿は結構笑える感じになりそうなのに、残念。撮影中レンズが飛び出している時に電話がかかってきて、そのまま出ちゃうとか。
バッテリを Android 用とデジカメ用の二つ載せる機種も出てきたりするかも。Android が使えなくてもとりあえず撮影はできますよ的な。ほんとスリープやバッテリの持ちは、上の２機種、興味が惹かれる。詳細を早く知りたい所だ。
