パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

GeForceGT520 動画再生テスト

以前、GeForceGT520 のカードで動画再生が十分できなかったが、それは、同じ GT520 のカードでも、GPU やメモリのクロック周波数が低くて GT520 のポテンシャルが全然発揮されていなかったため、と推測していた。そこで、そこそこのクロックの製品 MSI の N520GT-MD1GD3 LP をまた買ってしまった。5000円前後のグラフィックカード、RadeonHD6450 と GeForceGT520 を2枚ずつ買ったことになってしまった.. ちょっと散財しすぎ。

それはさておき、現在使っている PC に挿すのは、ちょっとためらわれるので、一台 Windows のライセンスの空きが無くて、Ubuntu を入れつつも、ハードウェア再生支援機能をうまく使えず放置されていた PC に Windows 8 Consumer Preview を入れてテストしてみることにした。

相変わらず、インストール DVD 用の ISO を USB メモリに展開したインストール USB メモリでのインストールはうまく行かず(空きパーティション(もしくは空き領域)をインストール先に指定しても、拒否される)。これまでと同様仮想環境でインストールしたイメージを、Acronis TrueImage Home 2011 で HDD に展開して、そこからブートさせた。かれこれ、3台の PC で Win8 CP のインストールはこの手順になってしまった。なんでだろうなぁ。

と、また話が脇道にそれてしまったが、本題は GeForceGT520 のテストだ。試したのは、HDV の Mpeg2-TS、地デジを録画した ts ファイル、そして、AVCHD のフル HD 16Mbps のファイル。結果は、MediaPlayerClassic HomeCinema の fps 表示で確認した所、60fps をキープしつつ再生できているようだ。標準でこれらのファイルを再生するコーデックが入っているとは、Windows8 CP 素晴らしい(って、Windows7 でも入っていたか)。ちなみに、CASIO の EX-ZR100 で撮影したフルHD(30fps) の MP4 MOV ファイルも再生できる。もちろん 30fps は余裕。

GPU Observer というガジェットを入れておくと、VPU, GPU の負荷がリアルタイムで見られて興味深い。これらのファイルのフルスクリーン(フル HD)再生時は、VPU の負荷が 20〜30% くらいで、GPU が 80 % 弱といった所。再生するサイズを小さくすると、GPU の負荷は減る。半分の大きさにすると 50% まで落ちる。VPU のパワーよりも GPU のパワーが結構重要そうだ。恐らく、4Kx2K レベルのモニタに出すには、GPU のパワーが足らないことになりそうだ。逆に、4K のソースを フル HD なモニタに出す場合は十分なのかも知れない。GPU のパワーってやっぱりグラフィックスメモリアクセス速度も大きいのだろうか。

結論的には、画質にこだわると色々あるようだが、コマ落ちなく再生できるか、という点では、5000円を割るビデオカードで選ぶなら、RadeonHD6450 と並んで一つの選択肢となり得ることがわかった。VPU の余裕度では、RadeonHD6450 より上かもしれない。

オーバークロックもちょっと試してみようかいな。