今日は少し D2242P-PN について調べてみた。フィルタと上下の視野角関係。先日の赤青交互ラインの画像を表示しつつ、上下に視線を動かしながら偏光フィルタを通してみてみると、画面上部と下部では、もっとも綺麗に分離される角度（画面表面に対する）が違うようだ。つまり、単純に各画素の上に偏光フィルタが被さっているわけではなく、画面上部と下部では、少々ずらしてある感じだ。細かく言うと、画素ピッチより微妙に狭い間隔で、右旋回、左旋回偏光フィルタの縞が作られているらしい。
実際に、画面を拡大撮影してみれば何かわかるかと思ったが、小生の手持ちの機材ではたいして拡大写真が撮れず。子供の虫眼鏡を借りたほうが良かったか。HDR-CX12 で画面を撮影したのだが、一つ分かったことは、各走査線（ブラウン管じゃないから走査線じゃないか）の間に結構黒い隙間が開いていること。このマージンのおかげで多少、３Ｄ時の上下視野角は広くなるはずなのだが、余り効いてない気がする。それ程、液晶のマスクと偏光フィルタの間に距離が空いているということだろうか。もっとガラスを薄くしてこの距離を縮めるとかできないのだろうか（高価なガラスを使ってしまうと、値段が上がってしまうけど）。
ということで、結局あんまり新しい知見は得られず。しかし、結構、拡大すると黒い部分が多いのに、画面は明るい。もともと相当明るいバックライトが使われているような気がするなぁ。
ちなみに画像は上半分が偏光メガネ無し状態。下が有り状態。
