最近自分用にリビングから奪って使っている Vista な PC。古い DVD-R ドライブがついていたので、数日前に、別のデスクトップPCで使っていた DL にも対応した新しめなドライブと交換した。しばらく使っていなかったのだが、ふと気がつくと OS に認識されてなくて(BIOS では認識されている）、デバイスマネージャを見るとエラーが出ていて、削除＞ハードウェア変更のスキャン、でドライバがインストールされかかるも失敗に終わる。
それだけではなく、DaemonTools や VirtualCloneDrive もデバイスマネージャでエラーになり、使えない。これは困った。一つ、入れた覚えの無い（憶えていないくらい昔に入れた？）仮想CDドライブがあり、こいつが原因と予想。このドライバが pxhelp20.sys を使っているあたりからいろいろトライしてみた。
まずは、このファイル自体を削除してみる。C:\WINDOWS\SYSTEM32\drivers あたりにある。また同名の inf ファイルも C:\WINDOWS\inf あたりに。削除してみたが、やはりこの仮想ドライブは消えず、デバイスマネージャでエラーのまま。
しかも、この仮想ドライブ IV2810J ZLS252V SCSI CdRom Device は、いくら削除してもハードウェア変更のスキャンや再起動で出てくる。とりあえずレジストリエディタ regedit.exe でこの名前を検索して、消しまくったのだが、消せないキーもあり、問題の解決はならず。
ネットを検索して、Microsoft のサポートに関係ありそうなページが。このページにあるように、所定のレジストリのキーの Upperfilters, Lowerfilters を削除して regedit を閉じ、デバイスマネージャで DVD ドライブの 削除＞ハードウェア変更のスキャンを行うと、無事、DVD ドライブが認識された。
相変わらず謎の仮想ドライブは消せていないが、ひとまず DVD ドライブが使えるようになったのでよしとする。DaemonTools Lite も無事動いた。しかし、これだけのことに半日費やしてしまった。なんとかならないのかなぁ、Windows は。
