A-DATA PD9 の書き込みのベンチマークテストもやってみた。といっても NAS としての性能評価だけなので、USB メモリ単体ではまた次回。現在バイト単価の最安級フラッシュメモリの実力はどんなものか。また、Linux ソフト RAID の実力は..
とりあえず、4本の PD9 でのRAID5 に対して FTP 経由で1GB程度の連続書き込み。たったの 2.8MB/sec。遅い。余りに遅い。4本のRAID5 なので、3本分と考えても素の転送速度は一本 0.7MB/sec?? 読み込みが 13〜4MB/sec あることを考えるとその 1/50。なんかあり得ない。ちなみにFTPでの読み込みの方は、ほぼネットワーク側(100Base-T)の限界、11MB/sec 以上出る(まぁ、ローカルでの hdparm で、23MB/sec 出ているので当たり前かな)。
ということで、RAID0 にしてやってみたら、8.8MB/sec。これくらいなら許せるか。よく各 USB メモリの LED の点滅を見ているとあることに気づいた。1本だけ古いタイプの PD9 なのだが、それだけが光って、他の PD9 は消えている時間が時々ある。もともと古いタイプは新しいタイプと点滅パターンが違う(細かく点滅する)のだが、明らかに新しい方が待っている感じがした。
そこで、新しいタイプ 4本でテスト。ちゃんと書き込みでも、RAID0 で 100Base-T 限界の 11MB/sec 出るじゃないか! 一本の PD9 が他の新しいタイプの足を引っ張っていたらしい。なんたること。
ついでに 5本で RAID0。なんか電源容量の問題か、新しい PD9 4本を Hub につなぐとやばいらしい。新3本 + 古1本だと OK なところが意味深。それはさておき、hdparm -t は 23.7MB/sec。新 4 本だと 23.55MB/sec 一応微妙には上がるんだな、というところ。
で、本題、新 PD9 4本での RAID5 は.. また後日。
追記
2.4MB/sec だった。こりゃ使えん。冗長性はあきらめて、RAID0 で運用するかなぁ。フラッシュメモリで RAID5 の意味があるのかも怪しいし。これなら 100Base-T の NAS としては十分な性能か(ランダムライトはまた別だが)。