パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

寝相を見る

皆さん、自分が寝ている間何をしているか気になることはないだろうか。ということで、我が家族(4人)の睡眠状況を一晩記録してみた。

材料は、

  • HDR-HC3 1台 + 純正ワイコン + ミニ3脚
  • ノートPC LOOX 君 1台
  • LOOX 君の HDD の空き容量が心もとなかったので、USB2.0 HDD(2.5inch) を一台。

最初に考えることは撮影したものをどう後で見るかということ。HDD にどんどん録画していけば、睡眠時間8時間くらいは今時軽く録画できる。しかし、後でそれを見るのは大変である。また、ノートPCを使うということで、余り大容量の HDD は使えないということもある。とかなんとかいいつつ、わざと面倒な方法でやることにした。それは、間欠撮影した画像をつなげてムービーにするというやり方。

もう一つ、寝室はかなり暗いということに注意。これに対して HC3 の COLOR NS 機能を使う。これはシャッタ速度をかなり落として、そのかわり暗い被写体もそれなりに明るく撮影できる。残像が結構気になる映像になるのだが、間欠撮影だし、気にしないことにする。ただし、さすがに明かりが全く無い状態では写らないので、天井からぶら下がっている蛍光灯の豆電球(っていうのかな)だけは点灯したまま寝ることにした。

まずはセッティング。寝室(和室)押入れの一番上の段に三脚に載せた HC3 を設置。今回は DV 4:3 記録モードで使用(HDV でないのはソフトが無いため。詳細後述。)。家族が寝る布団(二組)の全体が写るようにかなり下向けに。IEEE1394ケーブルを押入れの下の段においたパソコンに接続。後、一晩動かし続けるために、HC3 と LOOX 君に AC アダプタをそれぞれ接続。画角は、6畳の和室で、押入れの一番上の段(高さ2mくらい?)から、2/3の床がちゃんと写った。ワイコン様々。

で、肝心のソフトは、まず撮影には、Microsoft PowerToys シリーズの一つ、WebCam TimerShot を使った。機能は最低限なのだが、ビデオキャプチャソフトで、一定時間毎のフレームを保存してくれるソフトを余り知らないので。これくらい自分で作れる範囲内ではあるのだが、あるものは使う。普通のキャプチャソフトでもフレームレートをかなり遅くできたらそれで十分だったりするのかも。とりあえず、HDV を入力としては難しいので、せっかくの HC3 も DV カメラとして使うのだ。

ちなみに、HC3 自身に間欠撮影機能はあるのだが、これは静止画撮影でメモリースティック蓄積。とんでもない容量のメモリースティック Duo が用意できないとちょっと力不足。

今回は2秒に1ショットの設定で、解像度はカメラからの画像そのままということにした。本来 DV 信号なので、720x480 のはずが、360x240 になってしまう。が、どうせたいした画質の映像が撮れるわけではないので気にしない(というか、フル解像度にする方法がわからず)。撮影された画像は、設定したフォルダにどんどん jpg ファイルで保存されていく。朝まで撮り続けると結構な枚数になりますね。今回は約13500枚でした。よー寝ます。

保存された jpg ファイルの名前が連番ぽいが違うものになっているので、フリーのリネームソフト FileRenamer2000 でタイムスタンプ順で連番にリネームした。次にそれを TMPGEnc 3.0 Xpress で読み込んで(連番画像ファイルが読み込める)、DVD仕様に則った MPEG2 に変換して、それを鑑賞。入力フィルタで、明るさやコントラストを調整して(ヒストグラムを見ながら、明るめ、コントラスト高めに設定。お好みで、彩度も上げておくといいかも。また、コントラストを上げるとノイズが目立つので、ノイズ除去(っていうか軽減だよな)フィルタも入れたり)。

うちの子供(3歳と1歳)の動きっぷりはまぁ、想定内。自分や妻も結構いろいろな動きをしてますなぁ。これを見て、自分にあった寝具なんかの研究もできたり。

今回の失敗点は二つ。一つは、残念なことに自分自身が首から下しか写ってなかった。うまくカメラを設置すれば写っていたはず。もう一つは、暗いとオートフォーカスが時々狂ってしまうこと。どんなタイミングはわからないが、時々フォーカスがずれていた。マニュアルでフォーカスを固定しておくべき。

てなわけで、気が向いたらもう一度トライしてみることにしよう。みなさんも一度自分の寝相を見てみるのもいいのでは。今度は寝言の録音にも挑戦してみるかな。