そろそろコンシューマでも購入できそうな 4K のビデオカメラが発売されていたらしい。さすが Sony といったところ。JVC の 4K カメラ GY-HMQ10 も同じくらいの価格まで下がってきているが、HDMI ４本とか SD カード４枚とか、少し古い規格に則っているので、そろそろ新規格対応の新機種がでそう？ 家庭用 HD カメラも、３Ｄステレオカメラも、JVC(Victor) が Sony に、不完全な規格とは言え製品を出して、完全版を Sony が後追いで出す、という流れになっているような気がしたり。
Impress さんのレビュー記事が色々詳しい（小寺信良の週刊 Electric Zooma!）。単板式で、DotByDot らしいので、個人的には不完全な 4K 対応センサと思ってしまう。少なくとも３倍の画素(2500万画素くらい？）が欲しい所だが、デジ１でもなかなか無い画素数なので厳しいかな。
しかし、その画質はかなりのものだ。上記記事で公開されている撮影サンプルのデータを見ると、圧倒的な改造感がある。とはいえ、4K モニタを持ってないので、HD なデータを見ただけではあるが。それでも、既存の家庭用 HD カメラとは一段上の印象。最近は、デジタル１眼カメラで動画も撮影するのが流行ってきているが、改造感で言うと、それよりも上な気がしたり。やはり専用に設計されたレンズがものを言っているのだろうか。
YouTube で フル HD 以上の解像度に対応しているのも、この記事で初めて試したり。といっても、こちらもやはりモニタが無いので、フル HD に縮小表示したものだが。それでも顔の産毛一本まで見えそうな解像度は恐ろしい物がある。DXVAChecker だと A6-5400K の内蔵 GPU Radeon HD7450D も H264 の QFHD に対応しているらしいのだが、再生時は CPU でデコードされるっぽい。かつ、A6-5400K 程度では、4K60p は歯が立たず。1万円くらいのビデオカードが必要だろうか。若しくは、コーデックが悪いとか？
HDMI 2.0 対応で、最近の高速な SDXC カードに対応して、もう少しレンズはけちった（コストダウンのためには仕方ないだろうし）小型な（HDR-HC1 レベル？）機種の登場が待ち遠しい所だ。モニタも 4K は無理としても WQHD(2560x1440) くらいは、そろそろ揃えておくべきか。今なら 27 インチで 5 万円台ってところか。
