パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

PC から HDMI 切替器を操作

2台の PC からの出力をサイネージ的に大型ディスプレイで表示するシステムがあるのだが、安い HDMI 切替器で、どちらの PC からの出力を表示するか切り替えている。ただ、直接その切替器のスイッチを押さないといけないのが、結構面倒。というかその場にいないとできない。

そこで、ネットワーク越しにリモートでも、切替器が切り替えられないか考えてみた。一応結構な金額を払えば、USB 接続で PC から切り替えられるマトリックススイッチャはあるが、それはちょっと贅沢すぎるだろう。もう一つは、vMIX 等のソフトと、HDMI キャプチャカードを使って映像スイッチングする方法もあるが、ディレイがあるし、ありものの PC を使うにしてもその他の機材もそこそこ高い。

一番安く上がりそうなのが、赤外線リモコン付きの HDMI 切替器と、USB 赤外線リモコンを組み合わせる方法。ということで、実際にやってみた。Amazon で安くで使えそうだったのが、GREEN HOUSE の 切替器 GH-HSW301 USB接続 赤外線リモコン キット。合わせて 4000円いかないくらい。実際には、最近はんだごてを良く握っているので?完成品じゃないキットの方を買って、自分で組み立ててみた。USB コネクタの所がかなり細かったが、他はそんなに難しくなく無事動くものができた。

一番の懸念事項が、切替器のリモコンを、USB 赤外線リモコンで読み取って、再現する事ができるか、というもの。こればっかりは、実際に試すしか無いだろうな。結論としては、無事使えた。PC からリモコン信号を送って、HDMI 切り替えを行うことができた。

メーカー提供の送信ソフトで動作確認したら、コマンドライン版を公開されている方(DSAS開発者の部屋 様)がいるので、今後はそれを使わせてもらうことにした。ありがたやありがたや。前者の送信ソフトで読み取ったリモコンのコードと、後者のコマンドラインソフトで読み取ったコードが微妙に(頭の部分が)違うのには注意。まぁ、そこはそんなに問題じゃないか。

切替器の赤外線受信部を開けてみると、コードが生えている反対の方向を向けてセンサが固定してある感じだった。送信機は、そちらから赤外線を当てるのが良さそう。というか、受信部の中はほとんど空洞。もっと小さくしてもいいような気が。

それはさておき、いちいち赤外線に変換して信号をやりとりする、なんて非常に無駄が大きい。電気的に隔離されているというメリットがあるかも知れないが(メリットでも無いか)。直結する方法無いかなぁ。

ちなみに、時々、切替器が反応してくれないことがある。2〜3回やれば、大抵反応してくれるが。また、連続で信号を送っても反応しないし、一度、切替器がうんともすんとも言わなくなったことも。LED も全部消えてしまった。一度、全ケーブル抜いて挿し直したら復帰したが...暴走状態だったのかな?

いやいや便利便利。

複数機器を操作したい時は、定番の Baffalo PC-OP-RS1 を使うのが良さそう。応用すれば色々な事がデキそうな気がする。が、もう買えないっぽい。後継機種出して欲しい。