パソコン・メモメモ備忘録

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Let's Note の UltraBook は コンバーチブルだった CF-AX2

さすが Let's Note。これまでのインタビューの思わせぶりな回答から何か仕込んでそうな気はしていたが、蓋を開けてみたらかなり素晴らしい製品を用意されていたようだ。コンバーチブルタイプを選ぶなら、今のところこの機種一択かも。メーカーのページ

まず、薄い。タッチパネルになっているせいか、他のコンバーチブルタイプのノート PC は少し厚めのものばかり。18mm に抑えてきたのはかなりの技術力といってもいいように思われる。ただ薄いだけじゃなくて、100kgf 加圧にも耐える頑丈さ。これまでの、強度のために野暮ったく分厚い Let's Note のイメージが変わってしまった。というか、今までなぜ薄型化できなかったんだろうとか思ったりして。

重さも軽い。1.14g は UltraBook でも軽い方か(NEC のとか出てきてしまったが)。ただ、タブレットスタイルで、片手で支えながらペン操作はちょっと厳し目かも。900g 程度の Samsung Series7 Slate でも重さは感じるので。+200g はどうだろう。バッテリーのホットスワップも素晴らしい。この機構のために重さの追加はあっただろうに。実用性を重視しているところは共感できる。他社も取り入れて欲しいところだ。

ただ、個人的に残念なのは、WXGA なディスプレイ。ここは、フル HD でしょ。Windows8 なんだし。少なくとも 1600x900 くらいは載せるべきだったと思う。まぁ、タッチペンにも対応していないようだし、デザイン的にも質実剛健系で、S7S の後継には成り得なさそう。やはり、スレート PC + キーボードの分離型が一番か。

しかし、画面を 360 度開いた際、裏側はキーボードになっているのはどうなんだろうか。ロックボタンで、誤操作は防げるが、ぎゅっと握ってしまってもキーに悪影響は無いのだろうか。というか、持ちやすいのだろうか。ちょっと気になるポイントだ。

後、小型ビューアと書かれているミニプロジェクタ? CF-VMP01JS も気になる存在。ルーメン数とか発表されていないようだが、オマケ扱いなのだろうか。どこかの OEM の可能性も無くはないかな、とは思いつつ Panasonic もプロジェクタ作っていたりするので... そういや昔使っていたな、TH-AE300。

CF-VMP01JS の仕様ページ

ということで、Panasonic のチャレンジ精神あふれる新製品。発売はちょい先だが、レビューが楽しみな機種だ。