撮り貯めた写真とビデオのブラウジングに、今は Sony 謹製 PMB を使っているが、古い HDV のビデオや CASIO の EX-ZR100 で撮影したビデオが認識されず、全写真、全ビデオを統一して扱うことができない。
そこで、近い機能を持ったソフト、ということで、Nero Kwik Media と Picasa 3(昔試したことがあるが)を試してみることにした。結論から言うと、Kwik Media は H264 のファイル対応が有料なので(たった 480 円ではあるが)、ひとまず対象外とした。Picasa は現在、全画像とビデオのスキャン中。
AVCHD の m2ts ファイルは、Vista 素のままではサムネールが作れない。先日購入した CoreAVC を導入して H264 も扱えるようにすることでサムネールが生成される。ただ、サムネールを作るのが結構時間がかかるようだ。HDV の方がまだ速い感じ。CoreAVC は DXVA を使うように設定しているのだが、どうも Picasa からだと使われないっぽい。Picasa のビューアでの動画再生時も デインタレースされずに残念な表示になる。
Picasa の素晴らしい所は、サムネールのスクロールがなめらかなところだろうか。PMB だと、スクロールにサムネールの表示がついてこれない場合があったりするが、Picasa ではほとんど気にならない。大量データのハンドリングはさすが Google 製と言ったところか(偏見かもしれないが)。
もう一つ素晴らしいのは、動画も縦横回転できること。デジカメで動画を撮影する際、やりがちなのが縦長で撮影してしまうこと。大抵再生時は、首を横向けてみなくてはいけない。が、Picasa では、写真の縦横を変えるように、ビデオも縦横を変えられたりする。これはちょっと驚きかも。
ただ、他のソフトを使ってみて思うのは、PMB のカレンダー表示の便利さとサムネールの大きさをリアルタイムに変更できる便利さか(Picasa でもサムネールの大きさはリアルタイムで変えられた)。後、PMB は動画メインで、Picasa は写真メイン、的な機能の充実度。
今後、どちらをメインに使っていくか、もう少し使いながら検討することにする。
VideoStudio の Corel さんもそれっぽいソフトを作っているようだが、見たところブラウジングに重きを置いていない感じがする。Pinnacle さんもないようだし.. Windows Explorer とか Media Center という手もあったり...
Panasonic や Canon のデジカメやビデオカメラに付いてくるソフトはどうなんだろうか。やっぱ Picasa がいいかなぁ。
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