世の中には面白いものを考え出す人がいるものだ。CMYK と RGB のインクを使ってプリントする Trick Print（DigiInfo TV さんの記事)。
RGB の方はただの RGB ではなくて、紫外線を当てると RGB に発光するタイプのインクで、紫外線を当てないと殆ど見えないようだ。確かに最近のプリンタは多色のヘッドを持っているので、CMYK と RGB を同時に印刷するくらいは簡単。まぁ、もともと写真画質のための多色なんで、多少粒状感が増すかもしれないが、この Trick Print のためならそのくらいどうって事ないような気がする。
さて、使い道は．．と聞かれるとすっとは出てこないな。発想が貧困なので。紫外線を当てたときの発光（蛍光か）がポイントなので、少し暗めの場所でプリントしたものを見ることが条件だろう。逆に可視光と紫外線を排他的に ON/OFF することで、一枚のキャンバス上に２種類の絵を印刷して、切り替えて見せる、という事ができる。部屋の模様替えが一瞬でできる、とか面白い？ その日の気分で壁の色や模様を変えたり（２種類だけだが）。
色々考えつきそうだが、なかなかぐっとくるのは思いつかないなぁ。フルカラーで嬉しいもの、というのももう一つ条件。やっぱり、前に立った人によって、画像認識して、違う絵柄になる広告ポスターくらいか。男女を分けるとか、１８歳以上/未満で変えるとか。まぁ、そこまでコストを掛けていいならでっかいフラットパネルディスプレイを使った方が良かったり。
後は、問題集の答えが紫外線で浮き出る、みたいなものか。フルカラーで答えが出るとうれしいかも。今時は、電子書籍化の時代なんで、ちょっと逆行ぎみかも。
もっと色々思いつきたい所だ。
