以前、時々拙宅の PC が、立ち上げ時、画面真っ黒のままになってしまうと書いた。おおよそ原因がわかってきた。
症状としては、NVRAM というボタン電池で維持されている BIOS 設定が消えてしまうことにより起こったものとほぼ絞り込めた。詳細までは不明だが、この PC、ディップスイッチをいじっているせいで、BIOS のデフォルト設定だと結構なオーバークロック状態になり、そのせいで立ち上がらないことがあるように思われる。
そこで問題なのは、BIOS 設定がなぜ消えるのか、ということだ。色々試しているうちにわかったのは、USB コネクタに繋がっている USB ハブが関係しているということ。USB ハブに AC アダプタを繋いでいる状態で PC を立ち上げるのが良くないらしい。もしくは、PC の電源は入れずともその状態で長時間放置しておくのがトリガーになるようだ。
USB ハブからUSB コネクタを通して PC へ何らかの電力が供給されていて、それが誤動作を起こさせている。BIOS 設定のリセット信号と繋がっているのかもしれない。
対策としては結構簡単。USB ハブを抜くか、USB ハブへの電源供給を止めればいい。丁度、スイッチ付きのマルチタップに USB ハブの AC アダプタを挿しているので、後者はワンタッチである。
まぁ、レアなケースだと思うが、こういうこともあるということでメモメモ。
