パソコン・メモメモ備忘録

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Sony 新型 CMOS センサ発表

ニュースリリースSony、カメラ用センサでは頑張ってますな。現状、裏面照射 CMOS センサで先行しているようだが、また次の革新を成し遂げたらしい。スマートフォンタブレット用ということで、デジカメ用じゃない所はちょっと残念だが、スマートフォンのカメラ画質が上がるならそれはいいことだろう。

上記ニュースリリースの図を見ると、現在の裏面照射型センサと結構な違いがあるような気がするのだが。裏面照射型も、表面照射型に比べてかなり感度が上がったが、今回もそれくらいのステップアップがあったら凄い。積層型ということで、FAVION センサを一瞬思い出したが、あれは感度を上げにくそうだし、ないものねだりは良くないか。

ここまで画素が小さくなると、マイクロレンズアレイとか構成しづらいのだろうか。そうなると、センサの開口面積を広げることはかなり重要か。更に感度を上げるために、RGBW 画素配列を導入しているらしい。ここはちょっと違和感がある。RGBW は別に以前のセンサでも導入できる技術という印象。なぜ、このタイミングで? RGBW 配列の信号処理技術が実用域に入ったということなんだろうか。偽色の出方とかテストしてみたいような...

HDR ムービー撮影機能が付いているのも面白い。1コマあたり、恐らくシャッタ速度を変えて2回撮影していると思うのだが、その2シャッターの時間差をどうキャンセルしているのだろう。動画というので、被写体や撮影範囲が変化しながら撮影するはずなので、時間差の間の変化は無視できないはず。高速なオプティカルフロー計算機能があって、時間差の間の動きをキャンセルしているのだろうか。フルHDでリアルタイムで、スマートフォンの電源容量の中で実現しているなら、結構凄いかも。そういや、EX-ZR100 にも ISW13F にも HDR 撮影機能はあるなぁ。もう当たり前の技術なんだろうか。

まだまだスマートフォンのカメラの進化は続きそうだ。次は、手ぶれ補正か、フォーカスのコントロールか。楽しみ楽しみ。