パソコン・メモメモ備忘録

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Zhiyun Smooth-Q とスマホ用3倍望遠レンズ SB-IASA-CLZM

電動スタビライザ Zhiyun の Smooth-Q とアクションカメラ Apeman A66 やスマホ GalaxyS8 を使って、自転車動画ばかり撮影しているわけだが、普通の用途でも使えないか、検討中。一応小生 Sony のハンディカム HDR-CX590V を使っているので、ズーム倍率や手ぶれ補正機能的にもそれほど困っていない(ズームはもう少し欲しいかも)。

スマホで動画を手持ちで撮影する機会はそんなにない、というか、結構近くのものを撮影するときだけである。結構広角レンズなので。iPhone7plus みたいに最近はデュアルカメラを搭載して、2倍の光学ズームが使えるようにしている機種もあるが、それでも2倍程度。

ということで、スマホ用の望遠レンズを使って、多少離れた被写体を撮影し、その際の手ブレを補正するために、Smooth-Q を使う、という Smooth-Q の活用方法を考えてみた。早速、安価なスマホ用3倍望遠レンズ SB-IASA-CLZM を購入してみた。ただ、Amazon 等で色々スマホ用望遠レンズを物色していたのだが、倍率表記が怪しいものがあった。普通、望遠レンズの倍率は、例えば3倍だと、長さが3倍で、面積は9倍に撮影できるもの、と思うのだが、中には面積の倍数で書かれているものがあるようだ。2倍のレンズのサンプルの画像を見ると、大きさが 1.4 倍くらいになっていなかったりして。画像を並べると、結構拡大している印象だが、たいしたことは無い。

で、購入した SB-IASA-CLZMV SoftBank SELECTION クリップレンズ 3倍望遠 for iPhone【正規代理店品】 SB-IASA-CLZM だが、倍率は正しい3倍に近い感じの撮影ができた。さすがソフトバンク? 実際に、GalaxyS8 や iPhone7 に取り付けてみたが、カメラのレンズ位置にぴったりでないと、結構、ケラレ(黒いボヤッとした枠が画面周囲に写る)が見られた。クリップからレンズを外した状態で、クリップの穴の中心にカメラの中心を合わせてから、クリップがずれないようにレンズを取り付けるのが、真ん中を合わしやすい感じ。ただ、レンズをギュッと締められない欠点はある。

また、普通に撮影しても、結構像の歪みはあるし、色収差もあって、スマホ側のデジタルズーム倍率を上げると、色ズレも激しい感じ。この辺りの光学系は、このお値段では仕方ないかな。3000円を超える、AUKEY PL-BL02 AUKEY スマホ 望遠レンズ カメラレンズ 3倍望遠 クリップ式レンズ 自撮りレンズ iPhone、Samsung、Sony、Androidスマートフォン、タプレットなどに対応 PL-BL02だと、なんとなく良さそう。ケラレについては、多少デジタルズームを入れれば、動画撮影時は 上下の画角が狭くなるのもあって、余り気にならないか。色収差は、あんまりデジタルズームを上げすぎないようにするしか無い。

さて、前置きが長くなったが、このレンズを装着したまま Smooth-Q に取り付けるのは問題があることがわかった。かなり重心がスマホの先に移動してしまうので、バランスが取れない。調節ネジを、一応最大限にずらしてはおいたが、何も考えずにしばらくテストしていたら、モーター部分がアツアツになってしまった。 これはやばい、ということで、アームの端に重りを着けて、バランスさせることにした。重りは 50 円玉 350円分。インシュロックとタコ糸で仮にぶら下げて、バランスが取れた。

スマホを裏返して装着する手も無くはないが、電源や音量ボタン、Bxby ボタンが押されてしまうのが良くない。ボタンが押されないよう、うまいクッションを自作すれば良いかもしれないが。ちょっと考えてみるかな。

結論としては、この 3倍望遠スマホカメラは、未だテストのみで実用できていない。今日の娘の文化祭は、普通にハンディカムで撮影するだけになってしまった。まずはカウンターウェイトのまともなものを検討すべきだろうか。倍率もはっきり言って3倍だと余り活用場所は無いかもしれない。でもそれ以上になると、小さい望遠鏡みたいなのばかりで、流石に Smooth-Q じゃ荷が重そうだ。

テスト自体は想定通りの結果が得られたわけだが、実用に向けて、もう少し色々考えてみよう。