Impress さんの記事。来年の話をすると鬼が笑うというが、来年でさえも、もうコンシューマ製品に載るのか、と思ってしまう量子ドット技術。LG もなかなかやるな、といった所。
はっきり言って小生は技術的詳細は良くわからない。普通のカラーフィルターが、入ってきた光から必要な成分だけを抜き出すのに対して、量子ドットのフィルタは、入ってきた光のエネルギーを、所望の成分に変換して出すことができるのだろうか。
探してみたら、関係ありそうな資料を見つけた。LEDs Magazine Japan さん？の資料(pdf1, pdf2)。
この資料を読むと、SONY の TRILUMINOS(R) ディスプレイは、QD ビジョン社の量子ドット技術がつかわれているそうな。今更知るこの事実。LG が量子ドットフィルタを採用するだいぶ前から SONY は量子ドット技術を使っていたとは。
それはともかく、どんどんディスプレイの色は、自然界に近づいていくということか。超高解像度とハイダイナミックレンジ、広色域、3D ステレオ、と HMD の全てをつぎ込めば、完全に人間の視覚をだますことができるようになりそうな。怖い（楽しい？）時代はもうすぐ目の前か。おっと、３Ｄステレオより、LightFieldDisplay の方がいいかな。
