Impress さんの記事。1 台で 10TB とか、しばらく HDD の大容量化は、タイの水害の影響もあって、速度が鈍化していたように思っていたのだが。時代はどんどん進んでいるようだ。
しかし、HDD も容量が増えるのはいいが、出入口が余りに狭くなってきたのではないだろうか。恐らくデータ転送速度は大きめに見積もって 200MB/sec 程度じゃないかと想像するのだが、それでも、10TB を転送しようとすると丸一日とは言わないが、半日は軽くかかる。壊れかけの時に、生きている部分だけでもデータを吸い出そうとしても、１０時間以上もかかってしまうと、その間に完全に停止してしまう可能性が高くなりそうだ。
そういう点でも、SSD の優位性は出てくるだろうか。今や PCI-E 系の接続で 1GB/sec 程度のデータ転送速度を持った製品も続々出てきているし。実は、3.5 HDD の容積に、フラッシュメモリを詰め込めば、10TB 以上の容量が詰め込める気がするのだが、熱的な問題もあってやらないのかな。SDXC カード 1 枚で 256GB とかの容量があるわけだし。まぁ、値段もとんでもないことになりそうだが。10TB なら 100万円コース？
10TB が数万円で買えるなら、HDD の価値はまだまだあるってことか。一気に読み出さない用途としては、テープの代わりでバックアップメディアとかかな。動画のアーカイブにも使えそうだ。
拙宅でまだ使える 16GB の 3.5 インチHDD があるが、1000 倍の容量とか驚くばかりだ。
