パソコン・メモメモ備忘録

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Smart Deblur

lifehacker さんの記事。こういう画像処理で、手ブレやピンぼけを修正してくれるソフトは時々出てきているが、個人的な印象からすると、使い物になったものはない。今回のソフトもいくつかのサイトで紹介されているので、ちょっと期待しつつ試してみた。

結論としては、残念ながらそれほどの画期的な結果は得られず。サンプルの画像だと非常にうまくいくが、手元の画像だと処理前の方が見やすいもののほうが多く。使い方が間違っているのかもしれない。もとの画像の方が見やすいものばかり。

基本的に、手振れやピンボケは、最近のカメラは優秀なので、暗いところを撮影したり、激しく動きながら撮影したときくらいしか出てこない。そういう場合、手振れやピンボケもあるが、細かいノイズも結構出ている感じ。また、色々カメラの方で加工しているっぽく(輪郭強調とか)、いまひとつ素直に手振れやピンボケが解消されないようだ。HDRI で無い限り、飽和してしまっている部分の情報も失われているし、こういった画像処理は難しいのはわかる。

非常に素直に素直に撮影できるカメラがあれば(ベイヤー配列も無しでないと(3板式?FOVION センサ?)だめか)こういう処理に向いているような気がする。

ただ、サンプルでは、ほとんど読めない文字のかかれた写真が、まともに読めるようになっているのは凄い。こういう用途には使える気がする。写真中のぼけて読めない文字を読めるようにする。犯罪捜査とかに使われそう。