Panasonic のページ。カメラ用イメージセンサは Sony ばかり最近は目立っていたが、Panasonic もなかなか面白いものを出してきた。このメーカーのページの説明を読むと、かなり凄そうな気がしてきたり。
このイメージセンサを成り立たせる一番のキモは、マイクロレンズなんじゃないだろうか。センサー表面に対して、左右斜め方向に感度のピークが来るように設計されていると。この微細なレンズ加工技術がとんでもない気がする。ただのマイクロレンズではなくて、デジタルマイクロレンズだそうな。光の波長以下の粗密パターンでこの感度分布を作っているのだろうか。画素の写真をみても、丸っぽいのの周りに縞々が取り囲んでいるだけにしか見えないのだが．． 干渉とかホログラムの原理をつかうものなんだろうか。
これを使うと、レンズの左半分と右半分を通る光を左目と右目として受光できるそうな。前の Samsung の単眼 3D ステレオなカメラもそうだが、このあたりの原理が全くわからない。もっと光学やレンズの勉強をしないと．．．
左右目が同時に撮影できるのは、確かに大きいメリット。時分割方式だとやはり不自然さがある。と上の Web ページにも書いてある。現在売られている 3D ステレオなテレビは時分割表示のものが多いが、いいのだろうか．．． Panasonic 自身もそういうテレビを売っているのに．．．
後、クロストークが 6% は決して無視出来るレベルじゃないような．．． まぁ、今後の改良に期待と。
とはいえ、こんなユニークな技術が出てくるとは、まだまだ世の中面白い事だらけだなぁ。
