小生、昨年中古で Canon Pixus MG6230BR を購入して使っている。結構以前からいくつかのインクカートリッジにビックリマークが付いていたが、気にせず使い続けてきた。先日とうとうカートリッジを替えろ、とのメッセージが。すでに、安い互換インクカートリッジを買いだめしてあったので、即交換。一つ替えだすと次々と替えろとの指示が出て、一度に言えよ、と思いながらも半数を交換した。
その後、いくらか印刷したのだが、主に文書だったのでこの時は気づいていなかった。ちょっと色が変、というか出て欲しい色が幾つか欠けているような．．やけに黄色っぽいような．．．そして、黒っぽいものをコピーする機会があったのだが、ほとんど黒い部分が出てないのに気づいた。完全に黒いところだけで、後はやけに黄色っぽい。
これは問題、とチェックパターンを印刷してみると、ぼろぼろ。PGBK (顔料黒？）とシアンしか出ていない。何度かクリーニングしてみたが改善せず。強力クリーニングも一度やってみたが症状は悪化した。シアンも出なくなってきた。
互換インクカートリッジはやっぱりダメなのか．．．と思いつつ、クリーニングで交換していなかったインクカートリッジも交換サインが出たので、交換し、これで全カートリッジを交換したことになった。が、チェックパターンは殆ど出ない。
最後のカートリッジを交換した際、気づいたことがあった。インクカートリッジに PULL と書かれた黄色いシールがある事に。まさか、と取り外したカートリッジを見ると、シールを剥がした跡が．．． ということで原因は、シールの剥がし忘れだ。一度シールに気づいたのだが、なぜか剥がすものだという意識が無かった。インクを補充する時に剥がすのかとか。
ただ、もう一度全カートリッジを外してシールを外し、セットし直した後、チェックパターンを印刷してみたが、症状は改善していなかった。そこで、一度クリーニングしてみると、やっとチェックパターンが完全になった。ほっと胸をなでおろす。シールを剥がさず印刷・クリーニング等したので、インクの輸送経路もスッカラカンになったのだろう。完全にスッカラカンにするとヘッドを傷める、という話も聞いたことがある。寿命を縮めてしまったかもしれない。
その後は、フルカラーコピーもビューティフルに出来て一安心。説明書きはきちんと読もう、というのが今日の教訓だろうか。ふぅ。
