パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

側溝に落としたものを拾った

パソコンとは全く関係ないが、今日、家の前の側溝に子供がものを落としたので、苦労して拾い上げた話。今後、なんかの役に立たないかとメモメモ。

今回、落としたものは ニンテンドーの DS のゲームカセット。側溝には結構分厚いコンクリートの蓋が、ズラッと隙間なく並んでみっちりしてある。ただしそれぞれの間に、取り外す際に何かの道具を差し込むため?細長い穴が開いていて、この穴が問題。そこから、小さいもの、薄っぺらいものだと溝の中に落ちてしまう。このコンクリートの蓋は、結構分厚く 10cm はあって1枚1枚が重そうだし、かなりギュウギュウにに敷き詰めてあって、一枚でも抜くのは結構面倒そうだ。ちょっと力を加えてみたが、微動だにしない感じ。

簡単にとれる手段としては、落ちた隙間からまた引き上げる方法しかない。なぜか手元に、伸縮する棒の先にミラーの付いた隙間を観察するための道具があった。テレビの裏のケーブルの状態を確認するときなどに便利な道具。まずは、これで中を観察して見ることにした。懐中電灯で溝の中に光を送り込みつつ、ミラーを差し込んで、角度を調節してみると、落としたカセットが見えた。実は、穴から落ちてから、子供が棒を突っ込んでいじったらしく、穴から少々移動していたが、なんとか見える範囲にあったのはラッキーか。このミラーで(あんまり良くないが)掻きだしてみると、丁度穴の真下までカセットを持ってくることができた。よしよし。

しかし、そこからどうするか。見えてはいるが、側溝の蓋の隙間はとても手を差し込める幅はない。なんとももどかしい。今回採った手段は、先ほどの棒つきミラーのミラー部から強力目の粘着テープをぶらんと垂らした状態で貼り付けて、それを蓋の隙間から垂らし、もう一本の細い棒を突っ込んで、テープにカセットを張り付かせるというもの。これが案外うまくいって、さくっと DS カセットの救出に成功!

気を良くして、カセットの横にあった、1年以上前に溝から落としたハサミも救出に挑戦。これもうまい場所に移動してから、テープを貼り付ける。ただ、かなりホコリやサビやらで簡単にはテープがつかない。一枚のテープはホコリを取るために消費して、2枚目のテープで、無事に吊り上げ成功。思ったよりあっさり引き上げられた。

かなり土?ホコリ?サビ?でドロドロで、二度と使いたくないような状態だったが、耐水サンドペーパーやスチールウールで磨くと、まったく1年以上も野外(それも排水溝の中)に放置されていたとは思えない綺麗な状態に復活した。素晴らしい。ただ、持ち手のゴムの部分の汚れは取れなかったが、ゴムも奇跡的にそれほど劣化しておらず無事使える状態に戻った。

ということで、今回の功労者はこの棒つきミラー。なかなかすぐれものだ。でも、ファイバースコープカメラも欲しいなぁ。