SDHC カード、データ破損バックアップがあって良かったの件

デジカメ EX-ZR100 で写真を撮ろうとしたら、メモリがいっぱいです、とか言われて撮影ができなかった。ついこないだ多少空きが残っていたはずなのだが、妻が色々撮ったのか、PC へバックアップを取ろう、と、SD カードを PC に挿してみたらちょっとおかしい状況に。いくつか 100MB 以上のファイルがあったので、動画を撮影した MOV ファイルかと思いきや、JPG ファイル。あり得ない。当然開こうとしても、グレーな画像が表示されるだけ。他の JPG ファイルで、サイズが今度は 32KB のものが並んでいたり。こちらもまともな画像にはなっていない。

実際、これは、SD カードを Windows7 な PC へ挿入した後の状況。Windows は画像の入ったフォルダを開くと勝手にサムネールとか生成するので、この時点で、さらに破壊の影響を大きくしている可能性は大きい。ちょっとそこまで頭が回っていなかった。先日のハワイ旅行の写真も多数入っていたので、これがすっかり消えているとしたら結構まずい。

たまたま？妻の使っているノート PC に吸い上げた写真がほぼそのまま残っていた。SD カードを挿すと、HP のノート PC なので、なんか HP のソフトが起動して、写真のコピーをするように促してくる。妻はその作業をやっておいてくれていたらしい。まぁ、これで一安心。EXIF 情報もそのままコピーされているようだ。

一応、これまでの写真も PC 上で蓄積している場所があるのだが、そこには、メモリカードの中身をそのままコピーしているだけにしている。妻のノート PC では、吸い上げた日のフォルダに 0 から始まる連番のファイル名に変換されていた。これまでの蓄積と整合性が取れない。さて。

ということで、ファイル名をルールにしたがって変更するツールを探してみた。ファイル名一括変更 3.00 というそのものズバリな名称のソフトを採用した。ファイル名の変更に正規表現が使えて、思ったように変更できる。すばらしい。連番ファイルから、カシオのカメラなので、CIMG9999 形式に変換した。ただ、幾つか、CIMG 側で連番が飛んでる所があり、そこで分割して、何回かファイル名一括変更作業をするのが、ちょっと面倒だった。

これで、十分といえば十分なのだが、なんとなくファイルの作成日時が、今日になっているのが気になった。ので、そちらも変更するソフトを探してみた。「ファイル名一括変更 3.00」でもファイルの日時の変更機能があるが、今回、変更日時を作成日時にコピーしたい状況だったので、EzFileAge というソフトを使わせてもらった。こちらは、やりたい事そのものの機能があるので、簡単だった。

ということで、無事、カメラで撮影したデータそのものの形で、既存の蓄積データに追加することができた。バックアップをとっていてくれた妻に感謝感謝。しかし、なぜデータが壊れたのか、それはちょっと不安材料だ。16GB の SDHC カード、そろそろ寿命なのだろうか。安くなってきたので、32GB のものを買おうかなぁ。