グラスレス Qosmio その他

今日はヨドバシカメラによって、噂の？グラスレス3D Toshiba Dynabook Qosmio T851 を見に行った。残念なことに、３Ｄステレオ画像なデモが流れておらず、無駄足だったか？と思ったが、販売員の方に話すと、無事、デモを出してくれた。見せてもらったのは、水の中を魚が何匹か泳いでいるもの。最初はウィンドウ状態で、後でフルスクリーンで見せてもらえた。

ディスプレイ上のカメラでユーザの顔の位置を認識して、３Ｄステレオ状態を変更してきちんと立体視が出来るようにしてくれるらしい。デモでは、カメラで撮影している画像中に認識した目の位置にマークを表示したウィンドウも画面上にあった。小生メガネを掛けているが、目の位置のトラッキングはほぼ完璧で、目の位置マークは顔に張り付いているような感じだった。素晴らしい。

メインの３Ｄステレオ表示もなかなかいい感じだった。魚が自然に画面から飛び出しているように見えた。クロストークについては、注意して見ていなかったのだが、ほとんど気にならなかった。ウィンドウの中だけを３Ｄステレオにした場合は、かなり不思議な感じがしてなかなか面白い。ただ、前に飛び出した魚がなんとなくぼやっとして見えたのは、表示装置の問題か人間の知覚の問題か、良くわからないが少々気になった。フルスクリーンでも特に問題なくきちんと立体的に見えた。

後、ユーザの目の位置を認識している効果があるかどうか、試してみた。顔を左右にずらしていくと、途中で前後関係が逆になってしまう現象が起こる。通常のレンチキュラな３Ｄステレオモニタなら、そこまでだが、この Qosmio はしばらく待つと、正しい状態に戻る。認識した目の位置に応じて、レンチキュラなレンズの構造を変化させているらしい。さすがに少しタイムラグがあるのだが、これはかなり画期的だ。ただ、顔を画面に近づけると立体感はなくなったままだったように思う（近づきすぎたかも）。

それはさておき、動的にレンチキュラレンズを変化させる技術は本当に実用になっているようだ。少々感動した。いったいどういう仕組になっているのだろう。詳細な情報が知りたい。

ついでに 3D ステレオ表示可能な PC モニタ(23インチ周辺）も見に行った。が、こちらは実際に立体視は試せず、値段だけ見た。先日 LG の激安な 3D ステレオモニタに言及したが、Acer や 三菱のものも 3万円前後まで値段が下がっていた。ヨドバシだとポイントが 10% つくので、さらにお得かも。あれ、三菱のがそんなに安いわけはないか。２機種並んでいたのも気になる。なんだったんだろう。見間違いかな。→ 追記 三菱じゃなくてIOデータ LCD-3D231XBR だった。おおぼけ。
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I-O DATA NVIDIA 3D Vision対応 フルHD23型ワイド液晶ディスプレイ LCD-3D231XBR