３Ｄスキャニングとラピッドプロトタイピングを商品にしている会社。理論的にはもちろんできるとは思われるのだが、それを商売にしているのがすばらしい。IDEA*IDEA さんの記事より知った。「自分さん」というネーミングはなんとも感想を述べにくいが．．．
ただの３Ｄコピーじゃない部分が、この自分さんのポイントかと思える。(下記事実と違う内容があるとの指摘により削除)一つは、彩色、それと、口（歯）と髪型。ここは職人技なんじゃないだろうか。形状うんぬんよりも、実はこの彩色がリアリティを醸し出している最大要因だと思ってしまうのだが、そうではないんだろうか。多分、スキャン時の色をそのまま彩色している、というよりかは、後から、メイクも含めて全て手作業で色を塗っている気がする。
歯や口の再現もなんか本物以上にリアルな印象。職人技で作り上げているのかな。
(追記: 現在の３Ｄスキャン技術をなめていたようだ。歯や口の形状、メイクの彩色もコピーできるそうだ（コメントご参照）。そういや小生も 10 年ほど前の SIGGRAPH の会場で、上半身正面だけ、色と形状をスキャンしてもらったなぁ。あのデータどこへ行ったんだろう。もちろん、その当時の技術はここまでの解像度は無かったはず．．．）
髪型は、まぁ、ドールとか作っている技術の流用か。ここはそんなに精度が要求されない。それよりも理想型な髪型を出せればいい。
50cm サイズというのもなかなかポイントじゃないだろうか。小さすぎても、詳細が再現できないし、大きすぎても扱いに困る。ただ．．保管しておこうとするとちょっと大きすぎるかも。自分さんforWedding で作製したあと、どうするんだろうか。捨てるのはちょっと怖いし、と言っても、自分たちの像を自分の家に置いておくのは、ナルシスト過ぎる気がする。最終的には、２セット作って実家に飾っておいてもらうのいいか。実家は大きいほうがいいな。
後、純粋に３Ｄスキャニングやラピッドプロトタイピングの相談に乗ってくれる会社があるようだ。知っているのは、K's Desing Lab。携帯のカバーやケース、スタンドくらいなら、自分で作ってみたい気がするなぁ。やる気があれば．．．
