そろそろ年賀状の季節がやってきた。私は今年も喪中で年賀状は出さないのだが、これまで頂いた年賀状をチェックして住所録を更新したりする。毎年 100 枚以上年賀状をやりとりしていると、物理的な体積を考えても結構な大きさになる。しかも、毎年追加されるばかり。まぁ、古いものはいつまでも残しておいても、ほぼ意味は無いのだが、生まれつき？ものが捨てられない私には溜まる一方。
そこで、スキャナで読み取ってデータ化してしまいたいと思ったり。ただ、年賀状は結構凝ったものもあったりして、ただの文書をスキャンするのでは少々問題があるように思う。例えば、エンボス加工されていたり、メタリックな印刷されていたり。これらに対応するには、少々凝ったスキャン方法が必要だろう。
例えば、光源を複数用意して、違った角度で光を当ててその反射を記録していくとか。正反射方向で、箔押しの反射を拾ったり、斜め角度からの照明で、表面凹凸による陰影が出るようにしてスキャン。後は、文字が綺麗にでるような指向性の少ない照明でのスキャンとか。これらのスキャン結果を保存しておけば、完全に元の質感を記録できるわけでは無いが、雰囲気は残るんじゃないかな。後、紙の厚みも保存しておけばいいだろうか。
こういう、ちょっと変わったスキャナを開発するメーカーは無いかな。需要はほとんど無さそうではあるが。
