Viliv S5 を見て考えてみた。
もっとも必要な機能は、データの持ち運び。本当に必要か、と聞かれると自信は無いが、色々なデータは持ち歩きたい。このためだけにはポータブルHDDやUSBメモリを持ち歩けばいい。が、中身が見られるビューア機能付きストレージだとしたら色々便利なこともありそうだ。
いざというときに中身が見られるというのは重要かと。USB メモリに住所録（もち暗号化）が入っていて、それを急に見たいときなど、PC が無いと困る。その点携帯電話は便利だが、PC ならもっと色々なデータをより簡単に引っ張り出せそうだ。
AVCHD が再生できれば、ハンディカムとの連携でも何か使えそう。中身が見られるバックアップ先とか。内部ストレージの容量が相当無いと苦しそうだが。
ビューアとして使う用途の一つは、通勤電車での時間つぶし（自主学習）。これは、普通のノートPCやネットブックだとちょっと厳しい。座れればいいが、立ったままでは。DS や PSP が限界に近いだろう。内部のデータの閲覧以外にネットにも繋げるなら言うことなしだが、通信代は気にかかる。
ここまでは個人用途。仕事で使うには、社内会議室や客先でのプレゼン用。オフィスツールは動いて欲しいし、プロジェクタには繋ぎたい。３Ｄも使えればなおよし。プロジェクタが無いときは、液晶ディスプレイを直接相手に見せる必要があるかもしれない。そのときは、そこそこ大きい画面が欲しい。
これで携帯電話並みにバッテリが持てば合格かな。
これまでも、Viliv S5 のような UMPC は色々出ているが、なんにしろ、バッテリの持ちと性能のバランスがいいように思える。今使っている LOOX T70H と同じくらいの CPU に動画再生支援あり、と。３Ｄ性能と画面の小ささはいかんともしがたいが、そこはあきらめれば。
