拙宅では、@niftyフォン-Cを使っている。ルータの変更により、これまで通りには使えなくなった。以前は、ルータを経由して PPPoE 接続ができていたのだが、新しく導入した WZR-AGL300NH では、それができなくなったようだ。とはいえ、UPnP を使えばいいらしいので、VoIP アダプタの設定を変更することにした。
その辺りのやりかたを調べているうちに、この VoIP アダプタをいじる方法を紹介しているページを見つけてしまったのが運のつき。WAN 側から設定変更画面（UPnP で接続する場合は、WAN 側といってもプライベートIPな LAN なのだが）を開けるようにできるらしい。
ひとまず、ファームウェアをダウングレード(2.55)して、telnet でログインして設定を書き換えた(ちなみに先のページでは、ファームウェアのバージョン 2.XX を 1.XX で記述している場所があるので注意）。で、今度、最新のファームウェアにアップグレードしようとしたところ、更新に失敗ばかりでうまくいかず。VoIP アダプタのモードをルータにしたりアダプタにしたり、せっかく変更した設定を元に戻してみたり。それでも駄目。
結局、telnet のコマンドで dload というのがあり、それで、予めダウンロードしておいたファームウェアのアップデート用ファイルを読ませることで、なんとかファームウェアの更新ができるようになった。ちなみに、dload は TFTP でファイルを取り込むので、手近の Windows PC に poor TFTP という TFTP サーバソフトを導入した。また、最新のファームウェアの URL は良くわからないので、まず 2.63(ダウングレード前はこれだったので）にしてから、3.40 へ。2.63 のアップデート用ファイルは、バージョンアップのページの、「ファームウェア更新がうまくいかない場合」のところに書いてある URL とファイル名を使う。
かなりの手間暇をかけて、やっと VoIP アダプタの設定ができた。受話器を上げたときに、ぴぴぴぴ音がするのが、新しいファームウェアが出ている合図だっていうのも、久方ぶりに思い出したのが収穫か。今はすぐに普通のぷー音である。よしよし。
