おいおい、発売時期に何年の差があると思ってんねんというプリンタの比較。今年我が家でやっと交代が行われそうなのだが、本当に交代していいものか、というところを確認したかったのだ。
で、ひとまずもう半年くらい稼動していない PM-900C を動かすところから。とりあえず印刷してみたが、かすれかすれ。ヘッドの詰まりが激しすぎ。何回かヘッドクリーニングしつつ、黒インクはなぜか買いだめがあったので交換。やっと、なんとか印刷できるようになった。
で、２枚ほど写真を印刷。ぜいたくにフチなしだ。時間を計ってみると PM-900C は４分近くかかっている。C7180 は 1分そこそこで印刷できるらしいので（って確かめてないのかよ。プリンタとPCが離れているので．．）、さすがにこの辺は技術の進歩を感じるところである。
画質に関しては、結構違うところも。とりあえず C7180 は暖色系な出方。PM-900C はそれに対して、マゼンタが強い感じ。部屋の中の写真なのだが、照明は電球色っぽい蛍光灯なので、C7180 はそのまま、900C は補正しているような。そういえば 900C は、暖かい感じにしようと思うと、紙を選んだ気がする。ちなみに、用紙は コニカミノルタのフォト光沢厚手とかいうので、どちらの純正でもないわけだが、大量に買ってしまっているので（なんじゃそれ）。
一番個人的に気になる粒状感は．．． PM-900C の方が抑えられている気がする。どちらも裸眼で見ると見えるのだが、PM-900C の方が微妙に細かく見える。さすが名機というだけのことはある。もっとも、最新の EPSON 機では粒状感を感じることさえも無いそうだが。細部の再現という点では、C7180 の方が細かいところまで見えているところもあり、PM-900C の方が質感が出ているところもありで甲乙付けがたし。
ということで、PM-900C が非常に綺麗と思っていたのも半分あたりで半分外れといったところ。微妙に理想化していたか。まぁ、印刷スピードも考えれば、交代する価値はある。FAX とかダイレクト印刷とか、メリットは他にもあるわけだが。
しかし、C7180 のメモリーカードからの直接印刷は画質が落ちすぎる。これはちょっと許容範囲から外れている。本体のメモリが少なくて、最高画質では印刷できないのだろうか（PC から印刷する際も、ドライバが多くのメモリが必要なことを警告してくるくらい）。ということで、写真は PC から印刷することにしなければ。普通紙へのコピーはちょっと感動するくらい綺麗なのになぁ（出力先が普通紙ということで、見方が甘いのかもしれないが）。
