実は、今回購入した SD メモリは、自分のノートＰＣに溜め込んでいるメールを保存するために導入したのだった。メールといえば、テキストデータ。テキストデータといえば圧縮が効くはず。ということで、NTFS にして、圧縮ドライブにしたい。
買ってきたときは FAT32 でフォーマットされており、圧縮ドライブにはできない。そこで、WindowsXP のフォーマット機能（ドライブを右クリックして選ぶとか、コマンドプロンプトで FORMAT コマンドを使うとか、ディスクの管理ツールで．．）でフォーマットしなおそうとしたが、なぜか NTFS は選べない。
結論から言うと、対応するドライブのデバイスドライバ（今回は CardBus のSDメモリアダプタ）におけるポリシーの設定を、「クイック削除のために最適化する」から「パフォーマンスのために最適化する」に変更しないと、NTFS ではフォーマットできないということらしい。NTFS は書き込みキャッシュを使うことを前提としているそうな。しかしながら、フォーマット後、前者にポリシー設定を戻すことができる。いいのかなぁ。
というわけで、NTFS にフォーマット、圧縮ドライブに設定したわけです。メールばかり3GB 弱を保存。フォルダのプロパティで見てみると、ファイルサイズと、ディスク上のサイズでは 500MB くらいの差がある（ディスク上のサイズが小さい）ので、それなりに圧縮が効いているよう。ということで良かった良かった。
ひとまず、リムーバブルメディアであるわけなので、ポリシーを「クイック削除のために最適化する」で、しばらく運用してみることにする。実は HDBench でテストしてみたら、こっちの方がいい数字が出たりしたのもあって（なぞ）。ちなみに、圧縮ドライブにしたせいか、Write が昨日計ったのより倍くらい(11000とか)に UP! これも謎だが性能アップしたのならよしとしよう。4GB SD メモリには NTFS がお勧め、なのかもしれない。
SD メモリにデータをコピーしたり、フォーマットしているうちに、ついつい誤って、メールを何通か消してしまった。メールのコピーには DiskMirroringToolを使っていたのだが、コピー元と先を逆にしたエントリーを間違って選択してしまって、いきなりファイルを削除しだしてしまった．．． （明日に続く）
