Engadget さんの記事。Sony さんは、手ぶれ補正では他メーカーから一歩抜きん出ている感がある。ビデオカメラでは、ギョロ目が動きまくる空間光学手ブレ補正が、すでに世代を重ねて小型化されてきたりしている。
そしてミラーレス一眼では、5軸手ブレ補正を搭載してきた。実は小生の勝手なイメージかも知れないが、他社も5軸手ブレ補正のカメラが色々出てきているが、光学手ブレ補正でも、5軸のうち、回転系の3軸は、電子的に補正しているものと思っていた。ところが、上記記事の映像を見ると、ちゃんと5軸ともセンサーを動かして補正しているのがよく分かる。空間光学手ブレ補正を初めてみた時と同じくらいのインパクトだ。残念なことに、レンズを取り付けて撮影する際には、この動きは見られないのだが。
映像では、細かいカメラの振動はかなり抑えこまれて安定した撮影画像になっている。ライブビューなんだと思うが、実際の静止画撮影時もしっかり働くのだろう。なかなか素晴らしい。
他の製品だと、6軸補正のものもある。前後の動きも補正してくれるということか。さすがにこれはセンサを動かすのでは無理で、電子的な補正をするしかないだろう。機械的にやろうとするとステディカムの世界になりそう。レンズとセンサーをフローティングさせないと。そういうカメラも出てくるかもしれないが…
というか、レンズやセンサーを動かすのじゃなくて、持ち手部分を動かすとか(同じか)。持ち手をブルブル動かしても、カメラ本体は動かない感じ。ファインダーや液晶画面は、どちらについている方がいいのかな。カメラ側かもしれない。レンズ交換式カメラだと、本体とレンズを持ったりするので、レンズ側をどうするかが問題か。レンズにもわっかな持ち手を周りに配置する必要がありそう。カメラ全体を覆うようなカバー的なものでもいいのかも。
技術の進歩は楽しいなぁ。
ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
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