パソコン・メモメモ備忘録

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HDR-HC3 の分解修理

小生の所持する HDR-HC3 は、拙宅で唯一 DV テープや HDV テープが再生できる重要なデッキである(キャプチャカードとつないでカメラとして使うこともあるが)。が、最近ずっと、液晶パネルがおかしく、DV テープの吸出しには使えなかった。タッチパネルが反応せず、iLink を DV モードに切り替えられないからだ(自動で切り替わるはずなんだが)。しかも、液晶モニタ自体も、液晶を外側にして本体にくっつけた状態でないと、まともな表示がされない。ネットでは、こういう可動型の液晶モニタは、フレキケーブルがダメになりやすく、それが原因で故障となることが多いそうな。

ということで、分解してみてなんとか直せないかとやってみた。表面にネジがたくさん見えているのだが、どんどん外していってもなかなか問題の箇所(フレキケーブル)には辿りつけない。最初、液晶モニタ周辺に問題があるのではと、その辺からばらしてみたが、結局関係なかった。

本体のばらしだが、なかなかパズルみたいでなかなか難しかった。一度ばらせると二度目は楽なんだが。バラし方としては(必要なネジが外れている前提で)、まず、グリップ(テープデッキ)部と本体の隙間を埋める外装パーツから。このパーツを外すには、デッキ部の外側の蓋を開けておかないといけないのがポイント。次はビューファーの周りのパーツ。更に、本体上部の外装パーツを外す。これは2本のフレキで他とつながっているので注意。ついでにフラッシュ用のでっかいコンデンサが突き出しているのも注意。

そこまで行くと、液晶モニタを含む本体半分(よりは小さいが)が、外れる。これも4本のフレキがつながっているので注意。電源と、液晶モニタのものだけつながっていれば、ひとまず液晶モニタのテストはできた。結局、フレキが断線しているかは肉眼ではよくわからず。ただ、いじっているうちに(両面テープでフレキが固定してあるのが取れてしまったりして?)、タッチパネルが復活した。なんか謎。

元通り組み立てなおしても、タッチパネルが使える状態なので、結果オーライということで。しかし、組み立てなおして、ネジがぴったり余らず戻せたのが奇跡的かも。ただ、使う場所が入れ替わっているネジはあるかも。もう一つ、カメラの電源を入れると、エラーコードが点滅する。おそらく、フラッシュが使えない様子。フラッシュ用のフレキの差し込みがまずかったのかもしれない。とはいえ、今、もう一度バラして組み直す元気なし。次の機会としよう。

ということで、なんとか、DV テープのキャプチャもできて万々歳。デッキがあるうちに色々吸い出しておいた方が良さそうな。