パソコン・メモメモ備忘録

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CentOS5 + USB モデムで 留守電/FAX サーバ(2)

完全ではないが、PC より先に受話器を上げてしまっても FAX がかかってきた場合は FAX 受信できるようになった。
基本的には、PC が受話器を上げていないのに RING 信号が止まったら、受話器を上げて(別の場所で人間が受話器を上げているはず)FAX の呼び出し音が聞こえたらFAX 受信モードに切り替わる、というものだ。もちろん、FAX では無かった場合、通常の会話を妨げてはいけない。実は、それが面倒だったり。vgetty のソースをちょろちょろ書き換えて、実現した。RING が止まったときは、留守電の応答、FAX 受信待ちのピー音がしないようにすることで実現。

ただ、本当の電話機機能付 FAX ほどは完璧ではない。今回のシステムでは、PC が受話器を上げたり下ろしたり、PC が回線を聞いているときも微妙にノイズが聞こえる。また、RING 信号が止まったことを判別するのに一定の時間が必要(次のRING信号が来ないことで判別)なので、FAX のピー音が聞こえても、PC がなかなか FAX 受信に切り替わってくれない。

だが、まぁ、一応機能的には予定のものが揃ったということで、作業は一応の完了としよう。

あと残った課題は、発信者番号通知を取り入れられないところ。モデムが悪いのか、モデムのドライバが悪いのか、vgetty が悪いのか、vgetty の設定が悪いのか。なかなかうまくいかないものだ。

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