パソコン・メモメモ備忘録

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CentOS5 で FAX サーバ構築への道。USB モデム接続。

うちの HP の複合機はしばしば FAX 受信に失敗するので、代替として受信は PC でやってみるかな、と思い立ち。また苦難の道へ突き進むのであった。

まずは、モデムなのだが、本体にはモデムの口は無く、PCMCIA のモデムカードが一枚ある。が、PCMCIA スロットには USB2.0 のカードがささっているため、そのモデムカードに電話線をつなぐことができない。で、ふと昔使っていた USB のモデムがあることを思い出し、それを使うことに。
とりあえずつないでみるが、ログを見ても USB に反応はあるが、モデムとしては認識していないようだ。lsusb で見ると SGS Thomson Microelectronics 56k SoftModem とな。ちなみにモデムは IODATA の USB-PM560。(とか、さらっと書いているが、ここにたどりつくのに実際はこれの数十倍(は言い過ぎか)の試行錯誤が.. これ以降もそんなこんなで一日仕事では終わらなかったり。)

色々調べてみると、slmodem というパッケージがあるらしい。が、最新版の rpm とかは無いようなので、tar から自分でコンパイル
http://linmodems.technion.ac.il/packages/smartlink/slmodem-2.9.11-20070813.tar.gz
http://linmodems.technion.ac.il/packages/smartlink/slusb_x86_only.patch.tar.gz
をとってきて、make; make install すればいいのだが(ちなみに、小生のノートPCでは、後者のパッチを当てないとうまく動かなかった。これを見つけるのにかなりの時間を...)、カーネルのソースとかが無いとコンパイルできないようだ。もち、Badram のためにカーネルを再構築していたので、その辺りは使いまわせた。が、二つほど(rtsrelease.h, include/asm)、シンボリックリンクでごまかさないと make が通らなかった。カーネルソースをきちんと設置できていないのか。

後は、モデムを繋ぐと、勝手に認識されて、/dev/slusb0 にくるようだ。slmodemd -c JAPAN /dev/slusb0 でエラーが出なければとりあえず OK。

それと、再起動すると /dev/slusb* が無くなってたりするので、その辺は起動時のスクリプトを色々仕込まないといけないらしい。これはまだ。

FAX のソフトは efax を使うことにした。こちらは yum install efax した。ただ、普通は /etc/efax.rc を使うらしいのだが、CentOS5 のパッケージでは無いので、自分で書く必要がある。何でだろうなぁ。

と、ここまでで時間切れ。続きは後日に。

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