Let'sNote CF-T7 を自宅サーバーにするのは諦めたが、せっかく SSD が余っているので、LavieJ のシステムディスクをそちらに替えてみることにした。ただし、この SSD の CentOS は、もともと LavieJ のシステムに使っていた CompactFlash からコピーしたものではあるが、yum update を掛けて、色々変わってしまっているものだ。新しくなっていていい部分はあるので、そこが大丈夫かどうか。
まずは、CF-T7 で動かすために変更した部分は戻す必要がある。grub.confg で、ルートを /dev/sda1 にしていたのを /dev/hda1 にしたり、ホストネームを変えていたのを戻したり、とか。ネットワーク・インターフェース関係も変わっていたり。
とりあえず、LavieJ に SSD を入れてログイン待ちまで来るようになった。まずは、ネットワークが繋がるようにしないと。標準装備のイーサの口以外に、PCMCIA カードのギガイーサを入れていて、そちらを使うので、ちょっと面倒な所がある。以前は、eth1 を eth0 に入れ替えられた気がしたのだが、うまくいかず。eth1 で運用して何か問題が出たら考えよう。
で、今回引っかかったのが、named というか bind。この自宅サーバ PC では、named を動かしていた。yum update によって、設定ファイルが変わってしまった(初期化された?)様子。キャッシュサーバーとして設定していたのだが、まず、自分自身で DNS で名前が引けない。/etc/resolv.conf の nameserver に localhost を加えたら引けるようになった。
しかし、LAN 内の他の PC からの DNS リクエストには応えず。refused query とか言われる。named-caching-nameserver.conf の allow-query なんかに、ローカルのアドレス(192.168.1.0/24 とか)を加えても駄目。色々調べて、ようやく気づいたのが、view internal { }; という所の match-clients { localhost; } に localnets; を加える必要があるという事(internal は勝手に設定した名前かな)。これで無事、ドメインも引けるようになった。
named が止まっている間、メールサーバ(qmail) なんかも正常に動いていない状態になっていた。気づけば簡単だが、Linux サーバの管理はたまにしかやらないので、なかなか勘がつかめなくて時間がかかってしまう。まぁ、本職じゃないから仕方ないか。
そういや、16GBx5 の RAID5 で運用していた USB メモリ RAID だが、余り数が多いせいか、ブートのたびにおかしくなるので、64GBx2 の USB メモリ RAID にすることにした。安い USB メモリにしたせいで、アクセス速度が遅いのがちょっと失敗点だが、容量は増えたしまぁいいか。
お世話になったページ。
Fedra で自宅サーバー構築 > 内部向けDNSサーバー構築(BIND)
Maruko2 Note さん CentOSでソフトウェアRAIDの構築