テレビ録画用 PC 新調 - パソコン・メモメモ備忘録

テレビの自動録画のための PC は安定性が重要である。タイマーセットされた時間にスリープから目覚めて、仕事が終わると静かにスリープする。が、長年使ってきたせいか、最近調子が今一つ。変にいじっているうちに、Windows が起動しても画面が乱れて固まってしまう状態に。それを２，３回繰り返すと、最終的には BIOS の画面もでなくなった…

まぁ、Windows も XP から始まって何度か上書きアップデートで今や１０、ハードウェア(APU)も 2013 年からなんで 6 年近く前か… ということでごっそり新調することにした。と言っても、ケースと電源ユニットは使いまわしで、APU とマザーボードとメモリの入れ替え。

パーツの選定については、それほどの性能は必要ないが、H265 ハードウェアエンコードできる GPU を搭載した CPU(APU)で一番お安いの。みたいな。Intel Celeron 系が CPU+GPU では安いわけだが、最近新しいのが出てないっぽくて、QSV の HEVC/H265 エンコード対応が良くわからない、というか、小生 AMD ファンなので、AMD Athlon 200GE を選んだ。マザーボードも 200GE が使えるので、一番お安いの、ということで、ASROCK A320M-HDV R4.0。ちょっとオーバースペックぎみな印象もあるがお安いので。

いつもは Amazon で購入するところだが、テレビの自動録画が止まっている時間を減らすために、ヨドバシに直接買いに行った。店頭表示価格が、事前に調べたヨドバシ.com の価格より、どちらも数百円高い。店員さんに聞いてみたら、.com の価格にしてくれるとのこと。言わなくてもそうなのかな？聞いてみるべし。価格は、合計 13,280円。10% ポイント還元なので、それを考えると Amazon で買うのとそうは変わらないはず。

そうそう、メモリは、GW に組んだ Ryzen な PC から、せっかく 16GB に増設したのから 8GB 引っこ抜いて使う。とりあえず Amazon に注文しておいて、届いたら再度増設だ。

自宅に帰って組み立て。バックパネルの爪みたいなのの処理（しっかり折っておかないと、HDMI コネクタの内側に入ってしまって、ケーブルが刺さらなく…）をミスったりで２回ねじ止めして外してを繰り返すおばかさん。それ以外はスムーズに組みあがって、以前の Windows が入った SSD を接続して起動してみると、一応起動したりして。ただ、この Windows 10 は 32bit で、Athlon 200GE のドライバが用意されていない。もう、64bit しか AMD さんはサポートしてくれないようだ。ということで、使いまわしは諦めて、64bit Windows10 をインストールするところから。

GW に Ryzen PC にセットアップしたのと、ほぼ同様なので、まぁまぁスムーズに作業は進んだ。というか、GW の時より安定感があるような。ただ DY-UD200 と PX-S3U2 のセットアップは手間取った。特に DY-UD200 は署名なしドライバのインストールが必要だったり、接続する USB の口によってうまくいったりいかなかったり。なんとか、どちらのチューナもうまく受信できるようになったが、何となく不安は残る。そろそろ DY-UD200 は捨てるべきかも。

後は、TVRock の移植だが、PC の名前を変えてしまったせいでかなり苦労した。レジストリや設定ファイルの中の PC の名前の部分を全部書き換えてなんとか録画予約情報も持ち越すことができた。

で、新しい Athlon 200GE の PC だが、以前の A6-5400K と比べると、コア数は同じでクロックはちょっと下がって、スレッド数は増えているのだが、全体的な動きは結構軽快になった感がある。メモリの速度がかなり上がっているのが大きいのかも。後、画面が 4K になったのもポイント。ただ、同じモニタを Ryzen な PC と共有しているのもあって、区別がわかりやすいように、わざと解像度を落とす可能性も。

もちろん、H265 でハードウェアエンコーディングできるのもうれしい点。1440x1080 Mpeg2 を 1280x720 H265 へ変換するのだが、以前の H264 に変換していたのより、ちょっと早くなった。まぁ、自動実行なので、そんなにそこはポイントではないが。

ということで、新しい PC の導入は、もう少し調整が必要だが、ひとまずは完了。メモリ入れて 18,000円くらいかかっているのは、まぁ、その価値はあるかな。