パソコン・メモメモ備忘録

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Insta360 One 手ぶれ補正アップデート

Gizmodo さんの記事。ジンバルキラーだそうな。確かに、素晴らしい補正がかかって見やすい映像が残せるようだ。

全天球動画から、被写体を中心とした部分を適切に切り出し続けるのは、まぁ、そんなに難しくない気がする。それよりも難しいのは、CMOS センサーのローリングシャッター歪にどう対処しているか、だろうか。全天球動画を生成する段階で、色々難しい気がする。その辺りが綺麗に処理されているのが、技術の高さを感じさせる。まぁ、後は、シャッター速度の問題があるが、それなりに明るい場所で撮影するしか無いかな。

ジンバル+スマホと比較した動画も上記記事にあるが、これはまた比較が難しい。画像の解像度というか精細度では圧倒的にスマホの方が上である。いくら 4K で録画できても、それが全天球だと、実質の解像度は、1/3〜1/4 とかそれ以下になってしまう。8K の次バージョンが出ても、まだ勝てないだろうなぁ。

ただ、Insta360 One は画質はどうあれ、全てが記録されている強みがある。ジンバル+スマホだと、その時スマホのカメラが写していないものは、後から取り出すことはできない。ジンバル+スマホも、ソフトウェア次第では被写体を正確に追跡できるはずなので(予測制御とか使って)、この比較画像よりも、よりよい手ぶれ補正動画が撮れる可能性はあるはず。

後、全天球カメラだと、ステッチングの問題もある。うまくカメラの向きを合わせておけるなら大丈夫だが、無頓着だと、被写体がカメラの継ぎ目に来て、多少の歪みとか被ってしまう可能性も。まぁ、気を付けるべき点か。

カメラの向きだけではなく、上下左右前後への揺れは、どちらにしても吸収できないはずだが、ローリング歪をキャンセルしている Insta360 の方が影響を受けにくいのかもしれない。ジンバル+スマホだと、そのあたりの振動が出てしまっているっぽい。ショックアブゾーバーとかワイヤーロープアイソレーターとか使えばいいのかなぁ。

そうそう、Insta360 One だと、小生がやっているようなジンバル+2台のアクションカムでのステレオ撮影は難しそう。普通の人には欠点にはならないかな。