パソコン・メモメモ備忘録

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HDR Gaming Interest Group(HGIG)

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昔から非常に暗い所から明るい所まで表現しようという HDR は、かなり昔からあったが、最近、急に一般化してきたように思う。映像の高解像度化において、4K 辺りでそろそろ、そこまでいる?感が出てきたので、別の機能アップの方向性を出すためだろうか。

 ゲームでも、GPU の性能の急激な向上によって、RGB 8x3ビットで計算するのは、もう時代遅れで、内部的には、RGB 16ビット浮動小数点 x 3 とか、RGBE とか、32ビット浮動小数点 x 3 なものもあるかも。特に、物理的に正しく計算して映像を生成する PBR なんかも出てきて、最終、RGB 8x3 ビットに落とすにしても、内部的にはより多ビットで計算する必要性が高まっている。

本来は、そうやって、物理的に正しく計算した結果をそのまま表示装置(テレビとか)に送って、その通りに表示すれば一番いいのかもしれないが、現実的には、そうではない。そもそも表示装置の性能的に、そのまま表示できない場合もあるし、逆に、余り物理的に正確に表示すると、眩しすぎたり暗すぎたり、見ている人に悪影響があったりの問題がある場合も考えられる。

そういう意味も含めて、特定の基準を決めて、HDR な出力のゲームを安心してプレイできるようにするのは、価値ある事とは思える。逆に、その基準に合わせていけば、綺麗な映像を作りやすくなるのなら、ゲームメーカーもありがたいはず。

このグループには、まずは、ゲームメーカーが多く入っているだろうか。次は、ディスプレイも作っているメーカーさん。後は、スマホメーカーも多数入ってもらうことも必要に感じる。最近は、スマホでも HDR 対応し始めているし。

ゲームは、CG を使うことが多い。CG では、やろうと思えば、HDR の範囲をフルに活用したようなどんな映像をも作れてしまうので、より受け入れやすくて効果の高い HDR 映像を作れるようになるのは重要かな。

一応 HDR 対応 4K ディスプレイを使っているが、ソースが無いので、未だ HDR の凄さとか体験していないが、こういったグループ等で、より素晴らしい映像を体験できるようになるのが楽しみではある。