Gizmodo さんの記事。先日、YKK の方のセミナーを受けたので、ちょっと目についた記事。透明なディスプレイを窓にする、という感じの製品は Panasonic さんからも出ていたと思うが、ちゃんと販売できる製品イメージに近づいているという意味では、この YKK さんのものが一歩進んでいるような印象は受けた。
壁掛けテレビじゃなくて、窓ならでは、というアピールポイントはそれほど多くはないようにも思う。逆に、家の中で、窓はそれなりの面積がある平らな面なので、カーテンで隠したり、そとの景色を見る以外の活用方法を考えた際の、一つの選択肢として、インテリジェントなディスプレイというのは大いにアリではある。
個人的に興味があるのが、窓が開けられる、という所。物理的にどう開くのか、記事の写真からでは良くわからない。ドアのように開いて、隙間が空く、という感じのようだが。リモートで開閉できると嬉しい。
ビデオ通話も、なんとなく面白い。ドラマやアニメで良くあるように、向かいの家の窓同士で幼馴染が会話する、というシーンをバーチャルに実現できる感じだろうか。カメラの配置が厳しいので、視線の一致とかは無理っぽいが。誰か透明なカメラを開発しないだろうか(← 原理的に不可能)。多少透過度を下げればできるかな。
1枚100万円レベルとは、小生には、そう簡単には導入でき無さそうだなぁ。耐久性とかも気になるし。はてさて。
ちなみに、上記セミナーでは、YKK さんの売上の半分の超えるのは、建材関係との事だが、こういうものも積極的に開発されているということと今、納得できた(次に、大きい割合なのは、もちろんファスナー)。