パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

RICOH 手のひらサイズの短焦点 LED HD プロジェクタ WXC1110

Impress さんの記事。リコーさんのプロジェクタには仕事でお世話になっていたりする。超短焦点プロジェクタでは、縦置きする感じの筐体で、なかなかユニーク。他社のは、本体部分が横置きのせいでその長さも含めると、スクリーンから必要な距離が増えるものがある。レンズを筐体の後ろの方にする工夫とかされていたりはするが、縦置きには敵わないかな。

それはさておき、昨今 LED + DLP で非常に小さいプロジェクタが色々出てきている。DELL の M115HD なんかは、WXC1110 に良く似た雰囲気の製品だが、ひと回り小さく安い一方、450 ルーメンで焦点距離が長め、という差はある。WXC1110 は、一回り大きいが、600ルーメンなのと 90cm で 50 インチで、1.6 倍くらい短焦点かな。お値段がちょっとお高いのが気になるが、日本メーカーだから、安さよりも安心感だろうか。

上記超短焦点タイプもそうだが、この WXC1110 も縦置きできるそうな。天井投射とかやりやすい感じか。放熱の問題があるので、なかなか好きな向きにプロジェクターを置くのは色々問題があったりするが、LED になって、その辺りも自由度が上がっているのだろうか。特に、WXC1110 は、縦長画面に投影する事もできるのが嬉しい所。ただ、縦長画面の筆頭、スマートフォンの画面を投射する場合でも、ディスプレイ側が縦長画面を想定した出力ができるのを見たことが無い。たいてい横長画面の真ん中に小さく縦長表示されるだけだ。

世の中には、PC モニタでもピボット機能で縦長に設置したり、大型液晶モニタをサイネージに使うときも縦長にしたり、こういうプロジェクタもあることを考えると、スマートフォンから、画面全体に縦長画面を出力する機能があってもいいものだが。昔は iPad で、本体横画面状態で画面回転をロックして、本体を縦にすると、バグって大きく縦長画面が出せたような気がするが…

話は戻って、この WXC1110 も解像度は 1280x800 ピクセルなのが残念。未だプロジェクタでフル HD はメジャーになれないのか。なんか残念だなぁ。