ふと目について、物欲をかなり刺激された製品。レーザーを光源にした超小型プロジェクタ。大きさは iPhone6 plus の厚みが 1/2 インチになったくらい。明るさは 50 ルーメンということだが、レーザーだとそれより明るく感じるそうな。解像度が 1920x720 ピクセルということで、以前書いたソニーのピコプロジェクタモジュールを使った製品だろうか。
ファンレスで、ほぼ無音というのも嬉しいアドバンテージじゃないだろうか。プロジェクターと言えば五月蝿いもの、というイメージを覆してくれる。実際の投影風景が、YouTube にも上がっている。流石に、実際の投影したものを見ないと、明るさやコントラスト感、解像感はわからないのだが、ビデオカメラで撮影したものでも、結構綺麗に投影されているように見えるのは、この PicoPro が偉いのかカメラが偉いのか。
スペックルノイズも、レビューによれば、光沢の強い面をスクリーンにしなければ、ほとんど知覚できないレベルらしい。フォーカスの必要がない走査型レーザー投影だし、かなり惹かれる。
印象的なのは、バッテリー内蔵でかつ、Miracast にも対応しているので、本当に何も繋がずにこの PicoPro をポンッと置くだけで、スマートフォンや PC の画面を投射出来てしまう所だろうか。スマートフォンの縦画面を、本体を縦において、フルに表示する機能があったら更に凄いのだが、それはないかな？
残念なことに、日本では扱っている所は無いようだ。米国の Amazon では売っているようだが、この製品の日本への発送には対応していない。技適あたりに引っかかる可能性もある。Celluon と言えば、レーザー投影キーボードが有名で、これは日本でも売られている。PicoPro も日本で販売する代理店はないだろうか。
韓国の G market なら、日本へも発送してくれそうな感じ。ただし、結構高い。Amazon.com との差が大きすぎる。ちょっと手がでないなぁ。
