以前にも取り上げたものの続報と思われる。以前は、全く詳細な情報がなかったわけだが、今回、多少新しい情報が出てきた。Impress さんの記事。
ひとつは、これまでの WACOM のタブレットで使われていた電磁誘導式ではなく静電容量式のアクティブ系。最近、静電容量式のタッチパネル用に、細いペン先が実現されているペンが出てきていたように記憶しているが、その一つということか。Amazon の iPad 用のペンなどのレビューを見ると、色々厳しいものが多いような気がする。また、筆圧に対応しているものは少ない。NVidia の Tegra4 に、静電容量方式のタッチパネルで筆圧まで対応できるペンのための機能が実現されているらしいが(SHIELD 等に搭載)。
ということで、それほどのインパクトは無いわけだが、WACOM の筆圧の技術と、東芝の方で低ノイズ化など、実装技術がつぎ込まれているそうなので、それらの積み重ねで、実用レベルの精度と反応性が実現されているなら、期待はできるかもしれない。以前の情報にあったような、電磁誘導式を超えるほどのものはなさそうな気がするが。
そういえば Samsung の GALAXY Note の最新機種に搭載される S-Pen は、ペンの傾きも読み取るとか、WACOM のタブレットにしか搭載していなくて、他社タブレット PC には提供していない技術が使われていそうなのだが、どうなんだろう。これも気になる所。
Dynabook V714 では、ノイズのせいか、画面端でのペンの精度低下が非常に気になる。そんなノイズ低減の技術があるなら、この高価なタブレット PC にもつぎ込んで欲しかった所。残念。
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そういや WACOM も iPad 用にアクティブペン出してるな。
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