パソコン・メモメモ備忘録

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Kinect Fusion 少しだけ試してみた

夜中の2時くらいに、リリースされていたっぽい。早速ダウンロードしてインストール。時間が無くてまだ余り試せていないが、現実世界の3次元モデルが簡単に手に入るのはちょっと面白い感覚。

サンプルプログラムは、Fusion Basic と Fusion Explorer があって、前者はコードを確かめるようで、アプリとしてあまり使えない。後者は、生成した3次元形状モデルを STL や OBJ ファイル形式で保存できるので、他のソフトで読み込んで何か使えるかもしれない。

Xeon 12 コアな CPU と Quadro (ハイエンドではないが)を積んだワークステーションなので、結構快適に動いているように思った。fps の表示では、15fps くらい出ている感じ。

精度は..時間をかければどんどん良くなっていくものだと思っていたが、ボクセルサイズを一番細かくしても、ある一定以上は精度が上がらない様子。昔のデモ・ビデオで見たように、キーボードを対象に粘ってみたが、確かに、キーの個数は数えられそうなくらいだが、キー一個一個の形がかなり丸められた形状だ。mm 単位の精度が出るらしいが、そこまでには思えなかった。まぁ、もともと滑らかな形状ならそこそこいけるんじゃないだろうか。人間とか。

後、Kinect を色々動かしても、最初の画角で撮影された風景がどんどん精度が上がっていく感じで、対象領域はひろがっていかないっぽい。まぁ、最初影になってデータがない部分を、Kinect をそこを狙うように動かすことによってどんどん埋めていける感じはある。もっと独立したオブジェクトのスキャンとかにも挑戦してみようかな。

Kinect を動かす際は、そこそこゆっくり動かさないと、結構すぐに見失ってしまう様子。トラッキングできていた場所に戻るようメッセージが出るが、トラッキングを復活させるのは結構むずかしく感じた。見失わないようにする方がいいと思われる。

まだまだ荒削りだが、3次元的空間メモ、みたいな用途に使えそう。2次元の写真より便利な場面があるんじゃないかなぁ。