小生ははっきり言って、アンチ Apple 派である。ところが、急に iPhone5 に物欲を感じるようになってしまった。結局単なる食わず嫌いなのだろうか。小生のタイプな某女性が iPhone5 ホワイトを持っているのを見て、自分も使いたくなるなど、なんて軟弱な、という今日この頃。
実際、こういうパターンは小生には多いかもしれない。例えば、家庭用ゲーム 32bit 機戦争があった際、小生は SEGA 派だったため、Sony を目の敵にしていたのだが、いつの間にか応援するようになってしまった。Microsoft もその不安定な OS のイメージで避けていたのだが、XBOX、XBox360 は、発売日に買ってしまうとか。でも PS3 を買っていないのは、アンチ Sony がまだ尾を引いている？（単にゲームをしなくなったのとお金がないだけか）。
敵を叩くには、敵の弱点をよく知らなくてはいけない。その過程で、長所なんかもわかってきたり。知識が増えるにつれて愛着も湧いてきて、結局、アンチを卒業してしまうような。Apple もそんな流れに乗っている気がする。自慢になるかもしれないが、AirServer なんていうソフトをガシガシ本番で使おうとする人はなかなかいないのではないだろうか（そのせいで一部迷惑をかけたりはしたが．．．）。
根っから嫌い続けるのは結構難しいということだろうか。嫌いは好きの裏返しとも言うし。また、小生、１番メジャーなものより２番目を好むところもある。NVidia より AMD だとか、Intel より AMD だとか。盛者必衰、トップを走っていたはずが落ち目になってくると、これまで目の敵にしていたのに応援したくなることもある。iPhone/任天堂がその域に入ってきそう。
それはさておき、今や iPhone/Android で実用的な機能の差は小さいように思う。だいたい同じ機能のアプリがどちらにも用意されていたり。ただ、Android の方が、小生が欲しい機能が揃っている気はする。しかし、よく使う９割がどちらにもあって、操作にストレスがより少ないなら、そちらを選ぶ方が賢明だろう。しかし、iPhone で致命的なのは、ストラップが簡単には付けられないこと。こればっかりは譲れないなぁ。バンバー付ければいいのかな。
余りに雑誌等で iPhone5 が持ち上げられるので、小生の中でもイメージの理想化が進んでしまっている。職場で iPad2/3 を使っていて、色々気になる所はあるので、iPhone5 もしばらく使ってみないと落とし穴がありそうで怖い。夫婦で au 使っているので、やっぱ妻に機種変してもらうか？
