ノートPCで、タッチバッドをマウス代わりに使っていて、例えば、画面端から反対端へのドラッグの時など、困ることがある。途中で指がパッドの端に到達してしまうと、それ以上先へカーソルを進められなくなるからだ。ちゃんとしたパッド用のドライバだと、指が端にたどりついても惰性でカーソルがその方向へ動き続けてくれる。しかし、ドライバによっては、そんな機能はなかったりする。で、一応、対処方法を見つけた。
マルチタッチなパッドだと駄目だと思うが、シングルタッチなパッドだと使えるんじゃないか、な技。ものによってはだめかも。
まず、端に行き当たってしまった場合は、その指を逆に反対の方向へ戻す。そして、その指を離さず、さっきの端に行き当たった付近に別の指（もう一方の手の方がやりやすい）でタッチする。すると、二つのタッチ点の中間くらいにカーソルが動く。そして、最初にタッチしていた指を離す。すると、最初に行き当たった位置より先までマウスカーソルがジャンプするのだ。どちらかの指は常にタッチした状態なので、ドラッグ状態も維持される。これで、タッチパッドでもどこまでもドラッグできるのだ。
二つの指が同時にタッチしているときの距離によって、ジャンプする距離が変わる。このあたりを極めるともっと便利に使えるかも。
